高級時計はもういらない?バカバカしいと感じた時に知っておきたいこと
オメガやロレックス、フランクミュラーなど、高級時計をお持ちの方も少なくはないでしょう。
これら高級時計は、持つこと自体に憧れを抱く方もいますし、ステータスとしてみなしている方も中にはいます。
一方、高級時計はバカバカしい、不要と考えている方も少なくありません。
現にそう感じている方や、購入後にバカバカしいと考えるようになった方も中にはいと思います。
確かに高級時計は不要ともいえますが、持つことのメリットもあります。
ただ、もう使わない・いらないと感じた時は、売却してしまうのもよいでしょう。
高級時計がバカバカしいと言われる理由
高級時計は憧れる方が多い反面、バカバカしいと思う方が増えているのが実情です。
主な理由はお金の無駄とされることですが、他にもいくつか理由があります。
機能自体は汎用品と大差ない
まず挙げられる理由が時計としての機能です。
高級時計は機械式が大半で、さまざまな機能を搭載しています。
ところが、その機能自体は高級時計に限ったものではなく、汎用品と大差ない場合も多いのです。
例えば、高級時計の代表的な機能で永久カレンダーがあります。
文字通り永久的にカレンダーを刻む機能ですが、一般的な時計でもカレンダー機能は搭載されています。
そのため、手動修正の手間さえ惜しまなければ、数千円のカレンダー付き腕時計で何ら問題ないのです。
機能を維持するためには、定期的なメンテナンスやオーバーホールも欠かせません。
購入後の維持費がかさむこともバカバカしいとされる理由の一つです。
見栄を張っていると思われてしまう
高級時計が嫌がられる最大の理由は、見栄を張っていると思われることでしょう。
実は高級時計を身に付けていると、見栄と捉えてしまう方は少なくないのです。
人によっては嫌味を言うこともあるでしょう。
高級時計がコミュニケーションツールとなる場合もありますが、あくまで時計に興味がある方の間での話です。
一般にはよい印象を持たれないため、バカバカしいと捉える方が多いのも仕方ありません。
高級時計を持つメリット
しかし、それでも高級時計を求める方がいるのは、持つこと自体にメリットがあるからです。
バカバカしいと感じる方もいると思いますが、高級時計ならではの強みがあります。
資産としての価値がある
特に大きなメリットは資産価値でしょう。
大量生産されている通常の腕時計は、資産価値がほとんどありません。
数千円で買えるため、誰でも気軽に入手できます。
対する高級時計は、決して気軽に買える代物ではありません。
安くても数十万円、ものによっては数千万円で販売されています。
一般に手が出しづらい価格で販売されており、時計そのものに一定の価値があります。
十分に資産とみなせるため、投資対象として購入する方もいるほどです。
価格相応の品質がある
価格に見合った品質も特筆すべき点でしょう。
高級時計で使われている部品はどれも精巧で、0.1mm単位で作られているものもあります。
それらの部品を熟練の時計職人が手作業で組み合わせ、一つの時計を作り上げています。
完成した時計を徹底検査し、厳しい基準を合格したもののみ、出荷しているブランドもあるほどです。
高級時計ブランドの中には、永久保証を付けているところもあります。
つまり時計本体やブランドがなくならない限り、ずっと保証を受けられます。
一般の腕時計では不可能なサービスでしょう。
大切にすれば一生モノとなる
高級時計は定期的なメンテナンスとオーバーホールが必要ですが、大切に扱えば一生モノとなりえます。
場合によっては、何世代にも渡って使い続けることが可能なほどです。
一般的な時計は、壊れてしまったら処分し、買い換えるケースがほとんどでしょう。
修理費用がかさむため、買い替えたほうが安く済んでしまうからです。
高級時計は気軽に買い替えできない反面、大切に扱えばずっと使えます。
一つのものをずっと愛用したい方にとっては、大きなメリットになるでしょう。
「いらない」と感じたら売却するのも一手
高級時計は資産価値があるため、ずっと持ち続けるのも悪くはありません。
しかし、自分にはいらない・バカバカしいと感じた時は、売却してしまうのも手です。
高級時計は高価買取事例も多いため、眠らせてしまうのはもったいないでしょう。
時計の保管状態や希少性によっては、数百万円の価格が付く可能性もあります。
傷みや使用感が目立つ個体も価値はあるため、一度業者の査定を受けてみるのもおすすめです。