「金」と聞いてイメージされるものの多くが、金の延べ棒や金でてきたアクセサリーなどですよね。
それらを売りに出すことが可能なのはわかりますが、金製品の一つである「金歯」が売れるということには、驚かれる方も少なくありません。
中にはいくら「金」でてきているからといって、口の中にあったものが…と思うかもしれません。
しかし、金が持つ特性が非常に優れているために、どのような場所でどのような使われ方をしていたかは、あまり問題ではないのです。
金は耐酸化性に優れており、どのような環境に置かれても変色や腐食が少なく、他の貴金属に比べてサビなどの心配もありません。
ですから歯に使われていたとしても、劣化したり物質が溶けて体内に入るということもなく、金は本来の姿を維持することができます。
さらに金は他の素材と化合せずに、熱で溶かせば金だけを精製可能です。
これは金歯だけでなく、すべての金製品に当てはまることなのです。
例えば金で出来たジュエリーは、ブランドによって付加価値がついて買取価格が出されますが、金という素材自体の価値は変わりませんので、金であるというだけで価値が高くなります。
ですから「金歯」であっても、素材価値が十分にあるため売りに出すことが可能というわけです。
さて、金は素材としての価値が高いため「金歯」であっても売ることが可能であることはわかりました。
では次に気になるのは、やはり買取相場ではないでしょうか。
金はインゴット(金塊・延べ棒)に代表されるように、資産としても生きるものです。
とはいえ、歯の補綴として使われていた小さな金歯ですから、どのくらいの価値なのかあまり想像しにくい側面があります。
まずどのような点が重視されるかと言えば、金歯に含まれる「金の純度」と「重さ」です。
金製品全てに言えますが、金の純度が高いほど価値が高くなります。
金は合金であることが多く、特に金歯であれば高額な純金を選ぶ方はなかなかおられないかと思います。
金歯の純度は20金(K20)、18金(K18)、14金(K14)が一般的とされており、20金は金含有率が83.5%、18金が75.0%、14金が58.5%です。
金価格は「1gあたりの金価格×重さ」で算出されますが、金歯の状態によって金重量は変わりますし、純度による価値もお店で違っていたりします。
金は国際的に取引が行われているため毎日相場が変わるものでありながら、お店によって手数料も違ってきますので、売りに出す際は事前に相場や手数料などをチェックしておきましょう。
「金歯」を少しでも高く売れるようにするにはどうしたらいいの?と疑問が出てきますよね。
売却をする際は以下のポイントを押さえてから、査定にだすようにしてみてください。
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