近年は金の価格が暴騰していますが、売却を検討中の方もいるのではないでしょうか。
金の売却で利益が出た場合、基本的に確定申告をする必要があります。
ただ、未申告でもバレない・問題ないと考えている方も少なくないでしょう。
しかし、金の売却額によっては買取業者が税務署へ届け出を提出するため、未申告だとバレる危険があります。
追徴課税などのペナルティが課せられるため、必ず確定申告しましょう。
金の売却益は譲渡所得に該当するため、所得税などが課税されます。
確定申告しなければ平気、と考えている方もいると思いますが、200万円以上の利益が出た場合はほぼ必ず税務署にバレます。
税務署にバレない方法はないため、適切に確定申告する必要があります。
金の売却で200万円の利益が出た場合、業者は税務署に支払い調書を提出します。
支払い調書には売り主の住所や氏名、マイナンバーなどが記載されているため、この段階で売却がバレます。
なお、支払調書の提出は義務化されており、従わない場合は業者が罰せられる危険があります。
そのため、ほとんどの業者は支払い調書を税務署に提出しています。
一方、金の売却益が200万円以下だった時でも確定申告は不可欠です。
売却益が200万円以下だった場合、業者は税務署に支払い調書を提出しません。
ただ、確定申告が免除されるわけではないため、しっかり準備しておきましょう。
もし金の売却益を隠してしまうと、追徴課税される危険があります。
追徴課税は税率が高く設定されており、本来支払うべき額より余分に税金を支払う羽目になります。
そうならないためには、期限内に確定申告を済ませることが重要です。
また、未申告のまま放置した結果、脱税とみなされるリスクもあります。
特に意図的な隠蔽が見られる場合や、税務署が悪質と判断した場合、脱税になる可能性が高まります。
脱税とみなされると、重加算税が課税されるほか、刑事罰に問われる可能性があります。
一方、金の売却益次第では確定申告が不要になります。
例えば以下に当てはまる場合、確定申告は不要です。
* 給与以外の収入と金の売却益の合計が年間20万円以下
* 金の売却で損失が生じてしまった
給与以外の収入と合わせた売却益が20万円以下だった時は、確定申告の対象外となります。
損失が出た場合も同様で、確定申告する必要はありません。
金は税金が課税されるため、少しでも高く売って手取りを増やしたい方も多いと思います。
もし高く売却したい方は、以下のポイントを押さえておきましょう。
金の売却で損をしたくない方は、あらかじめ重さを計測しておきましょう。
金の買取業者の中には、重量を偽って実際より安い買取価格を提示する悪質業者も存在します。
たとえ0.1gであっても、重量をごまかされると損することになります。
しかし、金は重さが0.1g違うだけで価値に数百円の差が生まれます。
たった0.1gと思うかもしれませんが、金に関しては大きな影響があります。
悪質業者にごまかされないためにも、事前に0.1g単位までしっかり計測しておきましょう。
金を高く売りたい場合、相場が高騰しているタイミングを狙いましょう。
特に近年は金価格が暴騰しており、情勢不安も相まって上昇傾向が続いています。
金を売却するなら、今がチャンスといっても過言ではないでしょう。
金の暴騰はいつまで続くか分かりません。
もし売却のタイミングで悩んだら、今のうちに売却するのも手です。
金を買取してもらう業者は比較して選びましょう。
貴金属の買取に対応している業者は多数ありますが、金価格は業者によって異なります。
金の取引相場はあくまで相場であり、どの業者も一律ではないのです。
業者間の1gあたりの価格差は小さいですが、金の重量次第では買取価格に大きな影響が及びます。
業者の金価格を比較し、できるだけ高く買い取ってくれる業者を選びましょう。
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