価値のない古銭って？買取を断られる可能性がある古銭についてご紹介
古銭はコレクターが多く、高額で買取されるものも中にはあります。
一方、全然価値がないものや、買取を断られてしまう古銭もあるなど、必ずしも高く売れるとは限らないのが実情です。
ただ、古銭の買取価格は業者によって異なります。
少しでも高く売りたい方は、業者をしっかりと選びましょう。
価値がない・買取不可な古銭の例
一口に古銭といってもさまざまで、品物によっては価値がないと判断されます。
買取不可能になるケースもありますので、以下に該当するものは特に注意しておきましょう。
流通量が多い古銭
まず挙げられるのは、流通量が豊富な古銭です。
古銭は希少性の高いものほど高価値と判断されるため、流通量が多いとその分価値が下がります。
流通数が多い古銭は、買取価格が極端に安くなったり、断られたりする可能性もあります。
ただ、どの古銭が当てはまるか判断が難しいため、気になる方は一度査定を受けてみましょう。
サビや腐食が著しい古銭
コンディションが悪い古銭も価値が下がってしまいます。
サビが激しいものや腐食が進んだもの、摩耗している古銭などは注意が必要です。
発行から数百年が経っている古銭もありますが、コンディションは買取に大きく影響します。
しかし、希少な古銭は多少のサビや摩耗があっても高値が期待できます。
模造品やレプリカ
模造品・レプリカも買取は不可能になります。
古銭は模造品が流通しているケースもあり、中には本物と見分けが付かないほど精巧なものもあります。
しかし、模造品やレプリカは基本的に価値がなく、どの業者も買取には消極的です。
もし値段が付いたとしても、本物の古銭の相場を遥かに下回るでしょう。
業者によって買取不可の古銭が異なる
古銭の種類によっては、業者に買取を断られる場合があります。
例えば、スズ銭や穴銭などの買取を断っている業者も存在します。
もし断られた場合、他の業者に査定してもらうとよいでしょう。
高く売れる古銭の特徴
一方、業者に高く買い取ってもらえる古銭も少なくありません。
数十万円の値段が付くケースもありますが、以下の条件を満たすものは高値が期待できます。
流通量が限られる古銭
特に高値を狙えるのは、流通数が限られている古銭です。
コンディションにもよりますが、希少性が高い古銭は、お金を出してでも欲しがるコレクターが少なくありません。
例えば、寛永通宝や天正通宝は数万円〜数十万円で買取されています。
これらは現存数が少ないため、高価買取の定番古銭となっています。
金・銀を豊富に含む古銭
金や銀の含有量が多い古銭も高値が期待できます。
これらはコレクションとしての価値だけでなく、資源としての価値もあります。
特に金は現在取引価格が暴騰しており、金を含んだ品物が高価買取されています。
古銭の場合も同様で、金貨であれば高額査定を狙えます。
コンディションが良好な古銭
コンディションのよい古銭も高値が付く傾向があります。
例えばサビが少ない古銭や、刻印がはっきりしている古銭、原型をしっかりとどめている古銭などが該当します。
発行当時と同等の状態を保っているなら、買取価格は一気に跳ね上がるでしょう。
古銭の買取は業者選びが大切
ただし、古銭は価値の見極めが難しく、業者によって査定結果が異なることも珍しくありません。
損をしないためには、慎重な買取業者選びが求められます。
骨董品の買取に強い業者を選ぼう
古銭を買取してもらう際は、骨董品の買取が得意な業者を選びましょう。
古銭は、主に骨董品や美術品として扱われる品物です。
そのため、業者に買取してもらう際も、骨董品買取が得意な業者を選ぶことが重要です。
買取・査定実績もしっかりとチェック
業者を選ぶ時は、古銭の買取・査定実績も確認しておきましょう。
古銭は価値の判断が難しいため、知識や経験豊富な業者に査定してもらう必要があります。
実績が多い業者は、その分ノウハウを蓄積していますので、適正な査定が期待できます。
複数の業者に相談するのも手
損したくない方は、複数の業者に古銭を査定してもらいましょう。
同じ古銭であっても、業者によって概算査定の結果に大きな違いが生じます。
ただし、概算査定はあくまで概算ですので、実際の買取価格とは異なる場合もあります。
