これで失敗しない！シルバー925を重曹でお手入れする簡単な方法

保管していたシルバー925が変色していた…そのような経験はありませんか？
シルバー925は変色しやすい素材で、手垢などの汚れや空気に触れるだけで黒ずんでいきます。

しかし、手入れは決して難しくありません。
重曹を使えば簡単に黒ずみを落とせますので、変色したシルバーアクセサリーは掃除してみるとよいでしょう。

シルバー925を重曹でお手入れする方法

シルバーの画像

重曹を使ってシルバー295の汚れ・変色を落とす場合、まず次の道具を用意しましょう。

・重曹
・アクセサリーが入る耐熱容器
・アルミホイル
・柔らかめの歯ブラシかクロス

重曹の量の目安はありませんが、多めに用意することをおすすめします。
重曹で手入れする方法は、アルミホイルとの化学反応を利用するため、少ないと汚れ・黒ずみをきれいに落とせません。

上記の道具を用意したら、以下の手順に沿って掃除しましょう。

1.耐熱容器にアルミホイルを広げる
2.アクセサリーを入れ、重曹を被せる
3.鍋でお湯を沸かし、冷める前に耐熱容器へ注ぎ入れる
4.冷めるまで30分前後放置し、歯ブラシやクロスでアクセサリーを磨く
5.流水でしっかりと洗い落とす

耐熱容器にアルミホイルを広げたら、中にシルバーアクセサリーと重曹を入れます。
次に鍋で熱湯を作ったら注ぎ、後は放置するのみでも構いません。

頑固な汚れでなければ、重曹のみでもしっかり落とせます。
細かな部分や、重曹で汚れが落ちなかった場合は歯ブラシなどで磨きましょう。

失敗を避けるためのポイント

虫眼鏡の画像

シルバー925の手入れ自体は難しくありません。
しかし、方法を間違えてしまうとアクセサリーを傷つけてしまうおそれがあります。
元に戻らなくなりますので、注意点はしっかり覚えておきましょう。

こすって傷つけないように注意！

頑固な汚れや黒ずみは、重曹を使っても中々落ちない場合があります。
ブラシやクロスで汚れを磨く必要がありますが、絶対に強く擦らないようにしましょう。

シルバー295は非常に柔らかい素材で、簡単に傷がついてしまいます。
磨き方によっては表面に大きな磨き痕が残ります。
決して力を入れず、優しく撫でるように磨きましょう。

石や宝石が付いたアクセサリーは重曹NG

アクセサリーに天然石や宝石が付いている場合、重曹を使って手入れしてはいけません。
重曹との化学反応で石が傷ついたり、変質したりするおそれがあります。

また、熱湯が石を破損させるか、ヒビが入ってしまう危険も否定できません。
大切なアクセサリーがボロボロになる可能性もあるため、専用のクリーナーを使って掃除しましょう。

シルバー925の保管方法は？

女性の画像

シルバー925は、いとも簡単に変色してしまうのが欠点ですが、保管方法次第で黒ずみを避けられます。
特に大切なポイントは、空気と汚れに注意することです。

使用後は汚れをきれいに落とすこと

シルバーアクセサリーを使用した後は、保管する前に汚れを落としておきましょう。
手垢や汗がシルバー925と反応し、変色させてしまう場合があります。
掃除は面倒だと思いますが、手垢などをクロスで拭き取るだけでも十分です。

毎回拭き取るだけではなく、時々専用クリーナーで掃除するとよいでしょう。
重曹を使うより手軽で、汚れや黒ずみもしっかり落とせます。

空気が触れにくいようにする

シルバーアクセサリーが空気へ触れないようにすることも重要です。
特に長期間使わずに保管する場合、密閉させた状態での保管が望ましいでしょう。

もっとも簡単な方法は、小さめのチャック付きポリ袋での保管です。
アクセサリーを袋の中へ入れたら空気を抜き、チャックを閉じるだけで変色を抑止できます。
万全ではありませんが、掃除や手入れの労力を軽減可能です。

ただし、袋の中でアクセサリー同士が触れ合うと、傷がつく可能性があります。
もしキズが心配なら、一つずつ個別に保管するとよいでしょう。

高温多湿は避ける

保管する際は、高温多湿の場所を避けましょう。
温度や湿度が高いと、手垢や汗などとの反応が促進され、シルバー925が変色してしまうおそれがあります。
直射日光が当たる場所はもちろん、湿度の高い引き出し内での保管も避けたほうがよいでしょう。

アクセサリー専用のジュエリーボックスを使うのもおすすめです。
空気と触れ合う面積を減らし、シルバーアクセサリーをしっかり保護してくれます。