変色した18金を戻すならコレ!赤茶や黒ずみの簡単なお手入れの仕方
使おうと思ったら18金のジュエリーが変色していた…そのような経験はありませんか?
18金は茶色くなったり、黒ずんだりと、変色することは決して珍しい現象でもありません。
しかし、そのままにしても改善されないばかりか、変色が進むおそれがあります。
早めに手入れをして取り除き、元に戻すことが必要です。
18金が変色する原因は?
18金が黒ずんで驚く方は多いと思いますが、意外にも原因は身近なものばかりです。
日頃から18金ジュエリーを身に着けている方は、こまめな手入れが欠かせないでしょう。
空気に触れるだけで変色する
18金は、空気に触れるだけで変色が進んでしまう場合があります。
これは18金の表面が酸化するためで、時間をかけて茶色・黒色に変色してしまいます。
長期間保管していたジュエリーが黒ずんでしまうのは、この酸化が原因です。
ただし、すぐに変色するわけではありません。
こまめに手入れすれば、黒ずみを防止できます。
皮脂・汗も変色を進めてしまう
空気だけでなく、皮脂や汗などの汚れも18金を黒くする原因になります。
18金を触ったり、ジュエリーを使ったりした後、そのままにする方も少なくないでしょう。
しかし、皮脂などが酸化を進めてしまい、やがて黒ずみを発生させてしまうのです。
面倒でも、使用後は皮脂や汗をしっかり拭き取りましょう。
酸化を遅らせ、18金の輝きを長期間保つことが可能です。
間違った保管方法も変色させる
保管方法も18金を変色させる原因です。
長期保管してあるジュエリーが黒ずんだ場合、保管が影響しているのかもしれません。
高温・高多湿が18金の酸化を促進しますので、保管時には気を付けましょう。
塩素が黒ずみの原因になる場合も
誤って塩素系漂白剤が付着した場合、すぐに黒ずんでしまう場合があります。
18金は中に銅が含まれていますが、塩素にとても弱いのです。
化学反応が起こって変色するため、万が一塩素系漂白剤が付着した時は、速やかに洗い流しましょう。
なお、一度塩素で黒ずんだ18金を元に戻すことは至難の業です。
メーカーか販売店へ相談するなど、プロに任せましょう。
変色した18金を戻すお手入れの仕方
黒ずんだり、変色した18金を元通りに戻したい、と考えている方も多いと思います。
塩素による黒ずみ以外の場合、元に戻すことは難しくありません。
色が変わったからと諦めず、一度試してみるとよいでしょう。
お酢やレモンなどに浸けて戻す
一番簡単なお手入れの方法は、お酢やレモンの絞り汁などに浸けることです。
変色した18金をお酢などに浸すと、表面で酸化還元反応と呼ばれる化学現象が起こります。
黒ずみが徐々に落ちていきますので、キッチンにあるお酢などで試してみるとよいでしょう。
ただし、ジュエリーによっては劣化を早めてしまうおそれがあります。
特に宝石が変色するリスクがあるため、長時間浸さないようにしましょう。
専用クロスで根気よく磨く
お酢などに浸しても改善されない場合や、劣化が心配な方は、専用クロスでしっかり磨きましょう。
時間はかかりますが、宝石の劣化を気にせずに済みます。
本体に頑固な汚れが付いている時は、中性洗剤を溶かしたぬるま湯に数分浸けておきましょう。
汚れが浮かび上がり、取り除きやすくなります。
強く磨くと傷が付いてしまいますので、専用クロスで磨く時は力加減に気を付けましょう。
ケースに入れて丁寧に保管を
しっかりお手入れした後は、専用のケースに入れ、温度と湿度が低い場所で保管しましょう。
18金は空気に触れるだけで徐々に変色するため、保管場所には注意が必要です。
18金はお手入れすれば買取価格UPも期待できる
色が変わった18金は見た目にも悪く、特に買取では査定に影響を及ぼす場合があります。
黒ずみを買取業者が良しとせず、買取価格が減額されるケースも多いのです。
一方、しっかりお手入れをした18金は輝きが戻るため、業者の評価もアップします。
変色したままの時と比べ、買取価格の向上も期待できるでしょう。
ただ、18金を売る時は、貴金属やジュエリーの買取業者をおすすめします。
貴金属の買取業者などは、買取上限価格が高いため、高額査定になる可能性もあります。
少しでも高く売りたい方は、貴金属・ジュエリーの買取業者に査定を依頼してみましょう。