昔、暖房器具として使われていた「火鉢」。
中に灰と炭火を入れて使用するものであり、湯沸かしにも使われたりと暖房器具以外の役割を持っています。
そんな「火鉢」ですが、実は高額買取されやすい物の一つです。
その背景には、作り手が減っているという希少性や、田舎暮らしや古民家カフェなどの普及で「火鉢」に注目が集まっているためです。
自治体でも、伝統的な建造物が保存されている地区にで古い火鉢を設けるところが増えています。
古い建造物はそれぞれ特有の温まりやすい構造を活かすために火鉢を使っていたり、日本人に馴染みやすいという意味でも古いものを使用するなど様々な目的があります。
さらに近年は中国で骨董ブームが起きており、日本で売られている骨董品を買い占めています。
葛明祥などの有名作家が作った「中国火鉢」は、希少性・歴史的価値があるため高額で売買されます。
併せてデザイン性の高い、伊万里焼で作られた「日本火鉢」に興味を示す人も増えているため、火鉢人気がさらに高まっていると考えられます。
このように、近年は様々な形で「火鉢」に注目が集まっています。
そのため、遺品整理・身辺整理で出てきた火鉢が、高額買取される可能性があるのです。
遺品整理や身辺整理、引っ越しの片づけなどで出てきた「火鉢」。
買取に出すかどうか悩むこともあるかと思いますが、その際は買取相場を参考にしてみてください。
火鉢は有名な陶芸産地、著名作家の作品、形状など、それぞれが持つ特性によって買取価格も変わってきます。
では「火鉢を査定に出そう」と決めたら、次に気になるのが少しでも高く売る方法かと思いますので、次のことをチェックしてみてください。
まず鑑定書を一緒に査定に出すことです。
火鉢は産地や作家によっても買い取り価格が変わるものなので、鑑定書がついているのであれば一緒に査定に出すようにしてください。
もし鑑定書がなければ、火鉢の入手経路を伝えておくのもおすすめです。
次に、火鉢の関連道具も一緒に査定してもらいましょう。
五徳や網、火箸や茶道具、道具が入っていた箱などがあれば、そちらも一緒に出してください。
また火鉢にセットする鉢カバーもあるならば、そちらもセットで査定に出しましょう。
3つ目に、火鉢の汚れやホコリを軽く拭き取っておいてください。
火鉢内に灰や炭があれば綺麗に掃除してあげましょう。
中に灰が残っているために、買い取ってくれないこともあるためです。
注意していただきたいのが、灰を取ろうとして傷をつけたり割ってしまわないようにすることと、もし火鉢に破損部分があったとしても、自分で修理をしないでください。
自分で修理を行ったために、余計に価値が下がることがありますので、汚れやホコリを軽く拭き取ってあげる程度にしてください。
以上の点で買取価格が変わることもありますので、査定に出す前にはチェックをしてみてください。
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