【作家別】絵画・アートの買取相場まとめ!高く売るには?
高く売れる絵画の種類は?
親から譲り受けた絵画があるけど、好みではない…ということもありますし、引っ越しや大掃除などで絵画の処分を考える方もいらっしゃいます。
しかし、そのまま処分をするのは躊躇してしまう品物でもありますよね。
そういうときこそ、ぜひ買取査定に出してみてください!
「絵画」の買取価格を左右するのは、作家と状態になりますが、やはり高く売れやすいジャンルというのがあります。
1.日本画
まず日本生まれの「日本画」です。
これは長く受け継いできた様式で描かれていることを基本としており、紙や絹に住みや染料などの天然素材を用いて描かれています。
2.西洋画
反対に西洋美術の手法で、日本人が描いた絵画「西洋画」です。
西洋風の色彩に、日本人ならではの題材が組み込まれているのが魅力の一つです。
3.現代アート
次に「現代アート」と呼ばれる部類です。
社会風刺的な要素を含んでおり、作家でいうとアメリカの画家であるアンディ・ウォーホルやキース・ヘリングなどが挙げられるでしょう。
4.インテリアアート
そして「インテリアアート」になりますが、こちらは部屋に飾る絵画であり、正確には絵画のジャンルには入りません。
しかし、天野喜孝や笹倉鉄平、クリスチャン・ラッセンなどの作品が、こちらに部類されます。
もし絵画が、どのジャンルか分からない場合は、一度査定に出してみるの大切です。
高価買取を狙える人気の作家
「絵画」と言っても、売れやすいジャンルがあることをお伝えしました。
では、ジャンルではなく人気で高く売れやすい作家は誰なのか気になりますよね。
ここでは人気で中古市場でも需要のある作家をご紹介していきます。
◆平山郁夫
まず日本画家の平山郁夫で、シルクロードを題材にした作品有名です。
◆東山魁夷
日本画だけでなくリトグラフをはじめとした版画作品も人気です。
◆片岡珠子
女流日本画家の一人で、原色を使った画風が特徴的です。
富士山を描いた日本画、リトグラフ、面構シリーズが有名です。
◆横山大観
「日本美術院」設立者の一人であり、博物館などでも大観の作品を見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。
◆アンディ・ウォーホル
アメリカの画家で、ポップアートの第一人者です。
代表作は「マリリン・モンロー」でしょう。
◆藤田嗣治
ピカソやモディリアーニなどと親交を深めた、東京出身の画家です。
◆笹倉鉄平
「光の情景画家」とも呼ばれるような、光を表現した画風が人気の作家です。
◆クリスチャン・ラッセン
ハワイ育ちの画家で日本でもとても人気な画家です。
イルカなど海が描かれた「マリンアート」が有名です。
それ以外の画家でも、様々な理由で高額買取がされることもあります。
絵画を高く売るポイント
ではお家にある「絵画」を買取査定に出す際、少しでも高く売るのはどうしたらいいのか気になりますよね。
査定に持っていく前に、何かやることで買取価格がアップするなら嬉しいことはないです。
1.絵画をキレイに!
まず、絵画はより良い状態のほうが査定額も上がりやすいですが、無理に掃除をしないようにしてください。
絵画は専門家でないと掃除が難しい部分が多くあるためです。
優しくハタキなどでホコリを取るくらいなら良いですが、入念な掃除は逆に絵画を傷つけてしまったり、汚れと思っていたものが作品やサインの一部であることも考えられるからです。
2.絵画の保存方法を丁寧に!
次に、絵画をすぐに売らない場合は保管方法に気を付けてください。
絵画は湿気や紫外線に弱いため、直射日光が当たらない場所で湿気に注意を払いながら保管するのが良いです。
2週間~1ヵ月に1度は出して外気に触れさせることも大切です。
3.業者選びは慎重に!
そして、買取査定に出す際の業者選びも大切です。
絵画は市場の動きだけでなく、絵画に関する知識が必要になってきます。
そのため、専門買取業者で、絵画の買取実績が多い業者を選ぶようにしてください。
4.額縁を補修!
もし高価買取が期待できそうな絵画の場合、額縁が傷ついていたりヘコミがあった場合は、額縁の修復をしておくのも良いでしょう。
ただし、額縁の修復も費用がかかりますので、絵画の買取価格相場を調べてから修理に出す方が良いです。
額縁修復のほうに多額の費用がかかってしまう可能性があるからです。
絵画はデリケートな品物の一つなので、注意点を抑えながら出来ることを施してみてくださいね。