白珊瑚は価値がない？査定のポイント・高く売るコツもご紹介

さまざまな種類がある珊瑚の中で、白珊瑚は白くて美しい見た目が特徴です。
年々珊瑚の量は減少しており、希少価値はますます高まっています。
特に白珊瑚は希少性が高く、純白に近いものはほとんど見かけません。

一方、買取価格は赤珊瑚・血赤珊瑚ほどではなく、全体的な相場は安くなっています。
少しでも高く売りたい方は、複数の業者から査定を取りましょう。

白珊瑚はあまり価値がない？

白珊瑚は原木の流通量が少なく、希少性は年々高くなっています。
しかし、希少性に比べて取引価格が高いとはいえず、血赤珊瑚と比べて相場も見劣りします。

ただ、あくまでも血赤珊瑚と比べた場合の話です。
価値がないからといって、捨ててしまわないよう気を付けましょう。

全体的な白珊瑚の買取相場は低くなっており、買取価格が1万円以下となる場合があります。
ただし、コンディションやサイズなど、珊瑚の状態によってかなり変わります。

また、純白に近い白珊瑚の場合、10万円以上の値が付くケースも珍しくありません。
コンディション次第では、数十万円で買取してもらえる可能性もあります。

買取相場は低いものの、全てに当てはまるわけではありません。
個々の品物によりますので、一度業者に査定してもらうことをおすすめします。

白珊瑚の査定では、主に3つのポイントをチェックされます。
いずれも白珊瑚の価値を決める重要なポイントであり、買取価格にも大きな影響を及ぼします。

白珊瑚の査定で必ずチェックされるのが色味です。
一口に白珊瑚といっても色味は個々の品物によりけりで、薄いピンク色をしている場合も少なくありません。

一方、価値があるのは白色のもので、純白に近いほど良質とされます。
査定での評価も高く、数十万円の高額査定になる可能性もあります。

白珊瑚の査定では、フラクチャーもチェックされます。
キズや汚れはもちろん、ヒビの有無もこまかく確認して評価を行います。

特に価値があるのは、キズや汚れ、ヒビがないきれいな状態の白珊瑚です。
一方、キズやヒビがあると価値が下がるため、保管や取り扱いには注意しましょう。

白珊瑚のサイズも価値に関わります。
基本的にサイズが大きいほど価値が高く、小さいほど低くなります。

サイズが大きく、コンディションが良好な白珊瑚は、他の白珊瑚と比べても価値が高騰します。
なお、原木はもちろん、白珊瑚の加工品についても、サイズが大きいものは高値が期待できます。

買取相場が低い白珊瑚ですが、高く売ることも不可能ではありません。
以下で挙げるポイントを押さえ、実践してみましょう。

白珊瑚を売る際は、珊瑚の買取が得意な業者を選びましょう。
珊瑚の買取実績や、鑑定士在籍の有無をチェックして選ぶのがおすすめです。

珊瑚の買取に強い業者は、豊富な知識とノウハウを有しています。
適正価格での買取が期待できるため、業者を選ぶ際は買取実績などを確認しましょう。

特定の業者にこだわらない方は、複数の業者に概算査定を出してもらいましょう。
概算査定は、あくまで大まかな買取金額に過ぎませんが、業者を選ぶ際の参考材料になります。
複数の業者から概算査定を取り、結果を比較してみましょう。

白珊瑚の買取価格は、業者によって数割も変わる場合があります。
しかし、査定結果を比較すれば、高価買取可能な業者が簡単に見つかります。
手間は増えますが、高く売りたい方は複数の業者へ相談しましょう。

もし箱などの付属品がある場合、品物と合わせて売ることをおすすめします。
査定時に付属品の有無をチェックする業者もありますので、忘れずに揃えておきましょう。

ただ、買取価格への影響はさほど大きくありません。
処分してしまった場合は無理に揃えようとせず、品物だけ買取に出しましょう。

白珊瑚に汚れやホコリが付いている場合、査定前に軽く掃除をするのも手です。
珊瑚は傷つきやすく、皮脂や汗で変色するため、可能な範囲で問題ありません。
難しければは止め、そのままの状態で査定を受けましょう。