大判・小判を高く売るには？最新の買取相場や偽物の見分け方もご紹介
コレクション性の高さから、熱心なコレクターも多いのが古銭です。
希少性の高い古銭も少なくありませんが、中でも大判・小判は別格といってよいでしょう。
大判・小判はコレクターのニーズだけでなく、貴金属としての価値もあるのが特徴です。
古い品には金が含まれていますので、後述のように高値が付く可能性もあります。
特に近年は金の価値が向上しているため、今が売り時といっても過言ではありません。
もし自宅に不要な大判・小判がある方は、買取を検討してはいかがでしょうか。
大判・小判の買取相場
大判・小判は取引が少ないためか、買取相場は確立されていません。
ただし、希少価値が非常に高く、コンディションがよい品物であれば100万円程度か、それ以上の買取価格が期待できます。
コレクション性も高いため、コレクターに人気の大判・小判であれば、数百万円の値も狙えるでしょう。
流通量が多めの品であっても、数十万円台で買取されるケースは珍しくありません。
どのような大判・小判も一定の価値があるため、買取業者の査定を受けてみてはいかがでしょうか。
金の取引相場の影響も受ける
前述したように、大判・小判は金が含まれている品があります。
そのため、買取価格は金の取引相場も関わっています。
金の価格が上昇している場合、大判・小判の買取価格も高値が期待できます。
反対に下落傾向にあると買取価格も下がりますので、売却のタイミングは注意が必要です。
大判・小判の価値をUPするコツは？
上記のとおり、大判・小判は高額で買取されるケースが後を絶ちません。
しかし、取り扱いや業者の選択を間違えると、買取価格が本来の価値より低くなる可能性もあります。
買取価格をアップさせるためには、以下で挙げる3つのポイントをしっかり押さえておきましょう。
磨かないことが大事！
古銭を買取してもらう時、錆やくすみを落とすため磨く方も中にはいます。
しかし、高く売りたいのであれば、できるだけ磨かないようにしましょう。
磨いてしまうと小さな傷が付き、価値が下落するおそれがあるためです。
ただし、ホコリや皮脂汚れなどはマイナス要素になります。
査定を受ける前には、傷がつかないよう注意し、乾いた布でホコリや皮脂を取り除いておくとよいでしょう。
鑑定書があるなら一緒に査定へ
もし鑑定書をお持ちの方は、一緒に査定へ出すことをおすすめします。
鑑定書などの付属品は、査定のチェック対象になっており、買取価格にも影響が及びます。
買取価格が高くなる場合があるため、鑑定書を持っている方は、忘れずに提出しましょう。
買取実績が豊富な業者に売る
大判・小判は希少価値の高い品ですが、業者によって買取価格が変わります。
どの業者も高く買取してくれるなら別ですが、中には本来の価値を知らない業者もあります。
このため、大判・小判を高く売りたい方は、買取実績が豊富な業者を選びましょう。
買取実績が少ない業者の場合、本来の価値よりも大幅に安くなる可能性があります。
損をしてしまいますので、実績はしっかりとチェックしておきましょう。
どの業者がよいか悩んだ時は、数社に査定を依頼するのもおすすめです。
査定結果を比較すれば、高値で買い取ってくれる業者も簡単に見つけられます。
偽物の大判・小判の見分け方
数十万円から数百万円の価値を持つ大判・小判ですが、偽物や贋作も少なくありません。
査定で偽物と判明したケースも珍しくないため、まずは真贋を確かめる必要があります。
大判・小判は、以下の手段で偽物を見分けることが可能です。
しかし、100%ではありませんので、判断が難しい時は買取業者に相談してみましょう。
磁石を近づけてみる
簡単にできるのが磁石を使った方法です。
金や銀・銅は磁石にくっつかないため、本物の大判・小判なら反応もありません。
一方、金メッキなど他の金属で作られているものは、磁石にくっつくことがあります。
ただし、古い品物は不純物が混ざっており、ごくまれに磁石とくっつきます。
磁石が反応したら偽物とは限らないことに注意しましょう。
他の大判・小判とデザインや刻印を見比べる
インターネットなどで同じ大判・小判の写真を探し、デザインや刻印を見比べてみましょう。
少しでもおかしな点がある場合、偽物の可能性も考えられます。
一方、デザインにおかしな点がなくとも、偽物はサイズが異なる場合があります。
念を入れるのであれば、サイズもチェックしておくとよいでしょう。
