木彫りの熊・民芸品は意外と高く売れる⁉最新の買取相場をご紹介
お土産屋や民芸品のお店で時折見かける木彫りの熊は、旅行で買ってしまう方も多い品物の一つです。
しかし、置き場に困ったり、不要になったりして処分を検討中の方も中にはいると思います。
木彫りの熊は燃えるゴミとして捨てる手段もありますが、処分は極力避けるべきでしょう。
価値がないように見えて、意外な値段で売れる場合もあるのです。
木彫りの熊を処分するのはもったいない!
木彫りの熊は置いてある家が多いため、ほとんど価値はない、と考えている方もいると思います。
確かにほとんど値が付かなかったり、希少性の低い木彫りの熊も少なくありません。
大半の方にとっては、置き場に困る品、という印象が強いのではないでしょうか。
一方、美術品・骨董品としての価値を持つ品も意外と多く、後述する価格で買取してもらえることもあるのです。
自宅にある木彫りの熊が希少価値の高い品の可能性もゼロではないため、そのまま捨てることだけは止めましょう。
壊れているのでもなければ買取の検討を
木彫りの熊は細部まで作り込まれた品も多い反面、衝撃が加わると一部が折れたり、壊れたりするおそれもあります。
破損した美術品や骨董品は価値が低くなるため、木彫りの熊も買取価格が下がってしまうのが実情です。
反対にいえば、壊れていない木彫りの熊は買取してもらう価値が十分にあります。
売れるかどうか分からない、値が付かないと考えている方も多いと思いますが、ぜひ査定だけでも受けてみてはいかがでしょうか。
木彫りの熊の買取相場
一口に木彫りの熊といっても、その希少価値には大きな違いがあります。
以下は大まかな買取相場ですが、希少価値によって違いがありますので、具体的な価格を知りたい方は、まずは業者に査定をしてもらいましょう。
安いと数千円台〜1万円前後に落ち着く
さほど希少性の高くない木彫りの熊や、コンディションが並程度の品の場合、数千円から1万円前後で買取されています。
この金額を聞くと、思ったほど安くはないと感じた方が多いのではないでしょうか。
コンディションによっては査定で0円か、数百円台になることもあります。
しかし、数千円で売れる可能性があるとすれば、買取を検討するだけの価値があるでしょう。
10万円オーバーになることも…
一方、希少価値が高い木彫りの熊に関しては、買取価格が10万円以上を超える場合もあります。
木彫りの熊は骨董品や美術品としての価値もあるため、20万円近い価格になることも十分考えられます。
もちろん全ての品が10万円を超えるわけではありませんが、魅力を感じた方は少なくないでしょう。
自宅に飾ってある木彫りの熊が、驚くような値段になるかもしれません。
高く売れる木彫りの熊の特徴
木彫りの熊は全てが高く売れるわけではないものの、高値買取されやすい品はいくつかの特徴があります。
特に下記で挙げる4つに当てはまるものは、高値になる可能性が高いといえます。
北海道の八雲で作られたものは希少価値が高い
木彫りの熊の生産が盛んな地域は主に北海道で、中でも八雲町で作られたものは希少価値が高くなっています。
骨董品としてのニーズも根強いため、業者による買取でも高値が期待できるでしょう。
もし北海道で購入した木彫りの熊をお持ちなら、査定を受けてみることをおすすめします。
目立った傷や破損箇所がないもの
木彫りの熊のような民芸品は、見た目の状態も価値に影響が及びます。
目立った傷がないものや、破損していないものは美品として扱われるため、買取価格も高くなる傾向があります。
反対に大きな傷が付いたり、破損したりした品は価値が大幅に下がってしまいます。
これから売る予定の方は、取り扱いに注意しましょう。
細部まで丁寧に掘られているもの
一般的な木彫りの熊は、形こそよくできているものの、細部まで彫り込まれた品はほとんどありません。
しかし、熊の表情や体毛まで丁寧に掘られている品は、美術品としても価値が高いため、高く売れる可能性があります。
骨董品のみならず、美術品としての価値も評価された場合、高値買取も夢ではないでしょう。
名工や著名な作家が手がけた作品
木彫りの熊の中には、名工や著名な作家が手がけた品もあります。
こうした名工品・作家品は元々の数が限られており、基本的な価値そのものが高いのです。
もし保管している箱に落款が入っている場合や、作家名が掘られているものは、一度査定を受けてみるとよいでしょう。