赤・白・桃の相場は?珊瑚を高く売るためのコツをご紹介
海の宝石に例えられることもある珊瑚は非常にカラフルで、ジュエリーから雑貨まで、さまざまなアイテムに用いられています。
価値の高い品も多く、色や品物の状態によっては高値で売却できる可能性もあります。
もし珊瑚のアイテムをお持ちなら、ぜひ買取を検討してみてはいかがでしょうか?
年々希少価値が高まっていますので、買取してもらうだけの価値が十分にあります。
珊瑚は色とりどり!どれが高く売れる?
一口に珊瑚といっても色とりどりですが、特に買取でポピュラーなものは以下で挙げる4色です。
一番価値があるのは赤色
数ある珊瑚の中で、一番希少価値が高いのは赤色の珊瑚です。
赤い色合いが濃くなるほど希少性も高まり、もっとも色が濃いものはオックスブラッド(またはチアカサンゴ)と呼ばれています。
オックスブラッドの中でも、特に希少なものは取引価格も高騰し、数百万円の値が付く場合すらあるほどです。
反対に赤色が薄い珊瑚は価値が下がるものの、他の色に比べて高値になることも珍しくありません。
桃色も相応の価値を持つ
桃色の珊瑚も比較的価値が高い品の一つです。
赤色ほどではありませんが、淡い桃色のものは特に高値が期待できます。
全体の色が均一に出ている珊瑚はエンジェルスキンとも呼ばれており、ヨーロッパでは赤色の珊瑚よりも好まれています。
もちろん日本でも人気は高いため、査定してもらう価値があります。
白・黒色の珊瑚もポピュラー
上記の2色ほどではありませんが、白色の珊瑚も希少価値が高くなっています。
白珊瑚は完全に白いものではなく、象牙のような乳白色に近いものほど価値があります。
一方の黒珊瑚ですが、現在はワシントン条約の影響で輸入禁止されています。
このため希少性は高いといえますが、流通している品の多くは条約が適用される前のもので、白珊瑚ほど高値は期待できません。
珊瑚の買取相場
珊瑚の買取相場は色によって異なります。
アイテムの種類や珊瑚の状態も影響しますが、主な買取相場は次で解説するとおりです。
赤珊瑚の買取相場
赤珊瑚の買取相場は、およそ1万円〜100万円以上と幅が広くなっています。
これはアイテムによる違いや色合いが影響しており、オックスブラッドとなるとさらに高騰します。
例えば150万円程度の値が付く赤珊瑚のネックレスもあれば、1万円台で買取されるリングもあります。
いずれにせよ、赤珊瑚については一度査定を受けてみることをおすすめします。
桃珊瑚の買取相場
桃珊瑚の買取相場も比較的高く、品によっては10万円以上の価格で買取されています。
原木となると1万円ほどの買取相場になりますが、ネックレスだと30万円近い値が付く場合もあります。
赤珊瑚ほどではないものの、高値が期待できることに変わりはありません。
白・黒色の珊瑚の買取相場
白珊瑚の買取相場も数千円から10万円以上と幅が広く、アイテムによる違いが顕著に見られます。
例えば帯留めは5,000円〜1万円ほどですが、置物となると15万円程度で買取されるケースもあります。
黒珊瑚はワシントン条約の対象になる前の品が大半で、買取相場は数千円前後となっています。
ネックレスで6,000円程度の値が付くこともありますが、他の珊瑚より相場が低いことに注意しましょう。
珊瑚の査定ポイント・高価買取りのコツ
上記のように、珊瑚は色によって価値に大きな違いが見られます。
しかし、珊瑚本体やアイテムの状態も影響しますので、赤珊瑚だから高額になるとも限りません。
査定を受ける前に、以下で挙げる点をチェックしてみましょう。
傷やひび割れの有無が重要
まず見ておきたいのが珊瑚本体のコンディションです。
傷やひび割れがあるものは価値が下落しますので、査定を受ける前に確認してみましょう。
反対に傷・ひび割れがなく、表面がきれいなものは価値も高まります。
サイズが大きいほど高値が期待できる
一般的な宝石と同じく、珊瑚はサイズが大きいものほど価値も高くなります。
特に赤珊瑚や桃珊瑚は価値が大幅に変わりますので、サイズによっては期待どおりの価格にならない可能性もあります。
買取業者により査定額が変わる場合もある
ただし、実際の買取価格は業者次第という点にも注意しましょう。
業者が異なると査定額も変わりますので、1社でも多くの業者に査定を受けることが大切です。
数万円の差が付く可能性もあるため、高く売りたい方は相見積もりを取りましょう。
付属品があるなら全部査定に出す
もし箱や保証書などの付属品がある場合、合わせて査定してもらうことをおすすめします。
珊瑚のアイテムだけでなく、こうした付属品にも一定の価値があるためです。
全部揃っている完品は評価も高くなりますので、忘れずに査定してもらいましょう。