着物の帯にはどんな種類が？買取相場も紹介

お家に眠る着物。
なかなか着る機会がなくて困って処分をしようかなと考えている方も多い品物の一つですよね。
そして着物と一緒にタンスの肥やしになってしまっているのが「帯」です。

女性用の着物の帯は大きく分けて袋帯、名古屋帯、半幅帯、丸帯などがあります。
街中で多く見られるの袋帯や名古屋帯ですね。
半幅帯はカジュアルな着物に合わせることが多く、夏に浴衣などに用いられているのを見かけるのではないでしょうか。
丸帯は婚礼衣装や芸妓さんが使用しているので、一般的に使用することが稀といえましょう。

男性用は角帯、兵児帯というように種類が少なく、シックなデザインが多いのが特徴です。
兵児帯は子供用として使われることが多いですが、近年は大人の男性や女性でも浴衣を合わせて使用することが増えている帯です。

それぞれの帯の買取相場ですが、以下のようになります。

◆帯の買取相場

汚れや破れのある帯も買取可能？

着物と一緒に眠ってしまっている「帯」を売ろうと決めたとき、「帯が汚れていたりシミがついていた場合も売れるの？」と気になりますよね。

帯も着物と同様、保管が難しいものなので、タンスに眠らせたままだと虫食いやシミ、汚れなどがついてしまっていることがあるかもしれません。
しかし、基本的によほどのことがなければ、買取をしてもらうことができます。
ただし、買取価格は10分の1程度まで下がってしまうので、着物と一緒に帯も売ろうと考えている方は、早めに査定に出すことをオススメします。

では「シミや虫食いを修理してから売れば高値で売れる？」と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、実は補修はしないほうが良いです。
なぜなら、買取額よりも補修する費用のほうが高くついてしまうからです。

買取業者は着物や帯を買い取ったあと、そのまま販売するのではなく、クリーニングや補修などを行っています。
それらを見込んだ買取額を提示しますので、査定に出す前に補修をしないほうが良いのです。

同じような考えで、査定に出す前にクリーニングで綺麗にするのも避けたほうが良いとされています。
帯のクリーニングも専門の知識と技術が必要なので、一般のクリーニング店に出したことによって、帯の状態や風合いを損ねてしまうこともあります。
買取額にも影響が出てしまいますので、乾いた布で汚れを取るなどの作業のみにとどめて査定に出すことをオススメします。

着物の帯を高く売る方法

不用品を処分するためにも着物と一緒に帯を売ろうと決めたとき。
やっぱり少しでも高く売れるほうが嬉しいですよね。
着物の帯を高く買い取ってもらうにも、実はいくつかポイントがあります。
証紙を用意する、クリーニングはなるべく避ける、持っている帯が買取対象になっているか確認をすることです。

1.帯の証紙をチェック！

2.帯のクリーニングは避ける！

3.その帯は買取対象？