和装小物をお得に処分する方法は？バッグや草履の買取相場も
帯留めや草履、かんざしなどの和装小物は、着物を着飾るために欠かせないアイテムです。
しかし、着物を着用する時しか使う機会がなく、処分に困っている方も多いのではないでしょうか。
和装小物はゴミとして処分する以外にも、業者に買取してもらう方法があります。
お得に処分したいなら、業者の買取サービスを利用しましょう。
和装小物を処分する方法の例
和装小物は、さまざまな方法で処分できます。
以下は代表的な処分方法ですが、それぞれメリットとデメリットがあります。
ゴミとして捨てる
1つめは、自治体のゴミとして処分する方法です。
各自治体が定めたルールでゴミとして出せば、費用をかけずに処分できるでしょう。
しかし、和装小物は価値があるものも多いため、ゴミとしての処分はおすすめできません。
処分費用は確かにかかりませんが、結局は損をしてしまいます。
ボロボロで明らかに価値がない場合を除き、ゴミに出すことは避けましょう。
フリマアプリやネットオークションで売る
2つめの方法はフリマアプリやネットオークションです。
不用品を処分する手軽な方法として人気を集めていますが、利用経験がある方も多いと思います。
フリマアプリなどのメリットは、自分で売る価格を決められる点です。
売れた際は手数料こそかかるものの、自分の好きな価格で出品できます。
一方、絶対に売れるとは限らない点がデメリットです。
個人間取引によるトラブルや、一方的なキャンセルもあるため、安全性・信頼性には疑問が残ります。
業者に買取してもらう
そして最後が業者の買取です。
和装小物の買取が可能な業者は非常に多く、中には自宅まで買取に来てくれる業者もあります。
買取のメリットは、和装小物をお金に変えられる点でしょう。
ゴミとして処分すると価値はゼロになる一方、売却すれば現金化できます。
フリマアプリやネットオークションも同様ですが、買取のほうが安全性は上です。
ただし、必ずしも売れるとは限りません。
業者によって買取価格も異なるため、高く売りたい場合は複数の業者に査定してもらいましょう。
代表的な和装小物の買取相場
和装小物は盛んに売買されていますが、買取相場は品物によって異なります。
主な品物の買取相場は次のとおりです。
● 帯締め：数百円〜4,000円前後
● 帯揚げ：数百円〜1,000円前後
● 帯留め：数百円〜4,000円前後
● 草履：100円〜500円前後
● かんざし：数百円〜5,000円前後
● 和装バッグ：数百円〜数万円
帯に関連した和装小物は、比較的高値で買い取られています。
かんざしも同様ですが、素材による違いが大きく、漆やべっ甲、金を用いたものなどは高値が期待できます。
和装のバッグは、買取価格に開きがあるので注意しましょう。
ほとんどのバッグは数百円〜数千円ですが、ブランド品は1万円以上の価格が付く場合もあります。
草履は買取相場が非常に安く、100円前後で買い取られるケースも珍しくありません。
状態によっては値が付かないため、ゴミとしての処分も検討したほうがよいでしょう。
和装小物の買取業者の選び方
和装小物は、品物によって買取相場に大きな違いがあります。
ただ、実際の買取価格は業者によりますので、買取業者は慎重に選びましょう。
まずは買取方法を確認
業者を選ぶなら、最初に確認しておきたいのが買取方法です。
和装小物を買取してもらう方法は、店頭買取や宅配買取、出張買取などがあります。
店頭買取は、売りたい品物を直接お店に持ち込む方法です。
2つめの宅配買取は、宅配便で品物を送る方法で、自宅にいながら売却できます。
出張買取は業者の査定士が自宅へ訪れ、玄関先などで品物を買取査定する方法です。
この中で、特に利用しやすいのは宅配買取です。
品物を送るだけで済むうえ、対面でのやり取りが必要ありません。
日数はかかりますが、迷った時は宅配買取を選びましょう。
買取実績や事例をチェックする
業者の買取実績や、買取事例も確認をおすすめします。
和装小物の買取実績が少ない業者だと、適正な価格を提示してくれるか疑問が残ります。
安く買い叩かれるリスクもあるため、買取実績などはしっかりチェックしましょう。
ただ、買取実績のみで業者を選ぶのも危険です。
複数の業者に査定を申込み、結果を比較してみましょう。
口コミや評判も確認を
業者の口コミや評判もチェックが必要です。
鵜呑みにしてはいけませんが、優良かどうかを判断する材料になります。
買取は、一部の悪質業者によるトラブルも多発しています。
トラブルに巻き込まれないためには、利用者の評判を見て判断することが大切です。
