偽物はココが違う!本物の翡翠の見分け方をご紹介

独特のカラーが魅力的な翡翠は、宝石として高い希少価値を持っています。
しかし、その希少性の高さゆえに偽物も流通しており、中には本物と見間違えるほど精巧なものもあります。

偽物の翡翠は価値がなく、買取を断られるケースも珍しくありません。
ただ、本物の翡翠は見分け方もありますので、一度チェックしてみるとよいでしょう。


翡翠の種類


翡翠の画像


翡翠は大別してジェダイト(硬玉)とネフライト(軟玉)の2種類があります。
それぞれ特徴が異なるほか、流通量にも違いが見られます。

非常に硬いジェダイト


硬玉として区分されている翡翠がジェダイトです。
非常に硬く、宝石の硬さを示すモース硬度も後述のネフライトより高くなっています。
本翡翠と呼ばれることから、一般的な翡翠はジェダイトに当てはまります。

ジェダイトは流通量が多く、ジュエリーでも広く利用されています。
また、内包物の種類・割合で色味が複雑に変化します。

柔らかなネフライト


一方のネフライトは、深いグリーンカラーが特徴の翡翠です。
ジェダイトと比較してモース硬度が低いため、軟玉として区分されています。

ネフライトは主に中国で産出されており、乳白色の羊脂玉は非常に高い価値があります。
一方、大半のネフライトはジェダイトより価値が低く、宝石とみなされることはありません。

本物の翡翠の見分け方


お金の画像


主に2つの種類がある翡翠は、人工的に作られた偽物も流通しています。
しかし、本物とは異なる部分もありますので、以下のポイントを確認してみましょう。

インクルージョン(内包物)があるか


翡翠が本物かどうか見分ける際は、インクルージョンをチェックしてみましょう。
インクルージョンは宝石の内包物のことで、透明度に大きく影響します。

本物の翡翠は繊維状の構造をしており、石全体に同じようなパターンが見られます。
一方で密度が高いため、気泡などの空気が入り込むことはありません。

偽物の場合、繊維状の構造が無かったり、内部に気泡が見られたりします。
また、インクルージョンが全く含まれない場合もあるため、透明度の高い翡翠は注意しましょう。

重さはどうか


重さで真贋を見分けることも可能です。
翡翠を手に取にとり、重さをチェックしてみるとよいでしょう。

本物の翡翠は密が高いため、手にした時に独特のずっしりとした重さがあります。
他の宝石と比べて一目瞭然で、見た目以上の重さを感じるでしょう。
一方、偽物の翡翠はさほど重さを感じない場合があります。

ただし、重さの感じ方は人それぞれです。
あくまで真贋を見分ける要素の一つと捉えておきましょう。

手にした時の感触はどうか


手に持った時の感触で本物を見分ける方法もあります。
本物の翡翠であれば、手にした時にひんやりとした冷たさが伝わってきます。
翡翠は非常に冷たい石ですので、触れた際に冷たければ本物の可能性が高いといえます。

本物の翡翠は、手に数分持ち続けても冷たさがほとんど変わりません。
しばらく手に取り、変化を確認してみるとよいでしょう。

擦った時に傷が付くか


翡翠と他の物を擦り合わせた時、どちらに傷が付くかで真贋を判断する見分け方もあります。
スクラッチテストと呼ばれている方法で、ガラスや金属と翡翠を擦り合わせるケースが一般的です。

翡翠と他の物を擦り合わせ、もし翡翠に傷が付いた時は偽物の可能性があります。
本物の翡翠は非常に硬いため、擦った程度で傷が付くことはほとんどありません。

ただし、強く擦った場合は本物の翡翠でも傷が付きます。
価値が下がるリスクもあるため、傷が目立たない場所で行いましょう。

偽物か本物かわからない時は業者に鑑定してもらうのも一手


虫眼鏡の画像


もし自分では本物か偽物か判断できない時は、業者に鑑定を依頼するのもおすすめです。
プロがしっかりとチェックしますので、自分で確認するよりも信頼性が高まります。
自信がない方、売却にあたって不安がある方は、業者に鑑定してもらいましょう。

なお、鑑定を相談するなら宝石買取が得意な業者がおすすめです。
宝石の買取が得意な業者は、豊富な査定・鑑定経験を有しています。
精度の高い鑑定をしてもらえますので、業者を選ぶ際は実績をチェックしてみましょう。


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