「価値がない」はもう昔?ブラウンダイヤの価値の高騰理由・高く売るコツまとめ
ブラウンダイヤは過去に大きなブームを巻き起こし、その価値を一気に高めました。
一方、ブームの後は徐々に熱も冷めていき、相場も落ち着きを見せました。
現在では価値がないと考えている方も多いと思いますが、近年は価値が見直され、相場も上昇傾向にあります。
不要なブラウンダイヤのジュエリーがある方は、今のうちに売却するのも手でしょう。
ブラウンダイヤの特徴
ブラウンダイヤは、色がやや茶褐色を帯びたダイヤモンドの総称です。
比較的流通数が多かったものの、ジュエリーメーカーのルヴァンがチョコレートダイヤモンドと名付けたことで一気に流行しました。
その結果、現在では人気を集めるダイヤモンドの一つに数えられています。
日本でのブームは、ダイヤモンドのトータルカンパニーであるカシケイが火付け役になっています。
2003年に世界初のブラウンダイヤブランドを立ち上げ、これまでに多くのファンを獲得しています。
元々は価値が低かった
ブラウンダイヤが一般的なダイヤモンドと異なる点は、元々の価値が低かった点にあります。
今でこそ根強い支持を集めていますが、ブラウンダイヤは採掘量が非常に多かったうえ、工業用に使われていました。
そのため、ダイヤモンドでありながらも価値が低く見積もられていたのです。
しかし、先述のルヴァンの影響もあり、後年には価値が見直されています。
現在では根強い人気を集めているだけではなく、ハイブランドのジュエリーで採用されるケースも見られます。
一時期は価値がないとも言われていましたが、それも古い話で、今では高値で取引されることも珍しくない宝石です。
「コニャック」や「シャンパン」カラーが人気
一口にブラウンダイヤといっても色はさまざまですが、中でもコニャックやシャンパンカラーは根強い人気があります。
コニャック・シャンパンカラーは、ブラウンダイヤの中でも特に高い希少価値を持ちます。
これらのカラーは美しい輝きを放つのが特徴で、買取価格も高騰しています。
ダイヤモンドのコンディションも影響しますが、高価買取も期待できるでしょう。
「価値がない」はもう昔?高騰の理由
一時期は価値がないとも言われていたブラウンダイヤですが、近年は買取相場も上昇傾向にあります。
その理由として挙げられるのは、ブラウンダイヤ自体の価値が見直されているためです。
ブラウンダイヤはカシケイがブームに火を付け、その後は一時的に低迷しました。
しかし、近年は人気が再燃しており、幅広い層から支持を集めています。
先述したコニャックやシャンパンカラーはもちろん、ブラウンダイヤ全体のニーズが高まっています。
ハイブランドで採用される事例が増えた
また、ハイブランドでの採用例が増えたことも挙げられます。
ブラウンダイヤは、これまで比較的安価なブランドで採用されていました。
一方、近年はハイブランドもブラウンダイヤを多用しており、ジュエリー自体の価値が高まっています。
買取相場全体が高騰しており、以前に比べて高値が期待できます。
ブラウンダイヤをもっと高く売るコツ
高価買取も狙えるブラウンダイヤですが、少しでも高く売りたい方は以下の点に注意しましょう。
しっかり押さえておけば、通常より高額査定に繋がる可能性があります。
鑑定書や付属品を揃える
ブラウンダイヤの鑑定書や、購入した時の付属品がある方は、全部揃えておきましょう。
鑑定書や付属品は査定時にチェックされるため、一式揃っているものは高額査定が期待できます。
ただし、鑑定書・付属品は必須ではなく、紛失していても売却は可能です。
プロの鑑定士がいる業者を選ぶ
ブラウンダイヤを査定してもらう場合、プロの鑑定士が在籍する業者を選びましょう。
これは他の宝石も同じですが、宝石は鑑定が非常に難しく、深い知識と経験が求められます。
もし在籍する鑑定士の知識・経験が乏しい場合、相場より低く見積もられる可能性があります。
ただ、プロの鑑定士が在籍しているかどうかを一目で判断することはできません。
適正価格で買取してもらいたい方は、できるだけ宝石・ジュエリーの買取実績が多い業者を選ぶとよいでしょう。
複数の業者から査定を受け、結果を比較して選ぶのもおすすめです。
小さな傷もつけないように注意
ブラウンダイヤを買取に出す時は、傷つけないように注意しましょう。
非常に頑丈な宝石ですが、取り扱い方法によっては小さな傷がついてしまいます。
目に見えない小さい傷であっても、ダイヤモンドの輝きに影響します。
査定でマイナス評価になるリスクもありますので、丁寧に取り扱うことが重要です。