価値がない？クレサンベールのジュエリーを買取に出す際の注意点
京セラが展開しているクレサンベールは、包含物のない透き通った輝きを持っています。
その美しさに惹かれる方は少なくありませんが、買取に出す際は注意が必要です。
クレサンベールのジュエリーは少々特殊で、価値がないと判断される場合もあります。
もし買取に出す際は業者を慎重に選び、複数の業者から査定を取るのもよいでしょう。
クレサンベールのジュエリーの特徴
クレサンベールは、京セラが結晶技術を応用して製造している宝石です。
再結晶宝石と呼ばれており、1975年にエメラルドが誕生したのをきっかけに、さまざまな宝石が生み出されました。
ジュエリーは全体的にシンプルで、トレンドにとらわれない、飽きの来ないデザインに仕上げられています。
特に美しい宝石の輝きを楽しめるため、一定のファンを獲得しています。
天然の宝石を原材料に使用
クレサンベールの特徴は原材料にあります。
再結晶宝石という文字の通り、クレサンベールは天然の宝石を粉砕し、再度結晶化したものです。
クレサンベールでは、天然の宝石を原材料に使用しており、より輝きを増すように作られています。
宝石の輝きは包含物（インクルージョン）で決まります。
クレサンベールの場合、製造過程で包含物を取り除くことで、一般的な宝石よりも強い輝きを放ちます。
透明度も非常に高く、宝石本来の色彩や輝きを楽しめます。
さまざまな宝石の種類がある
クレサンベールは、現在さまざまな宝石が製造されています。
1975年に誕生したエメラルドを機に、ルビーやアレキサンドライト、サファイアなどが作られています。
また、スタールビーやファイヤーオパールのように、希少性の高い宝石もラインナップされています。
いずれも天然宝石にはない、独特の美しい輝きを放つのが魅力です。
クレサンベールのジュエリーは価値がない？
一方、クレサンベールのジュエリーは、一般的な天然宝石のジュエリーよりも価値がないと言われています。
買取価格はジュエリーのコンディションによりますが、価値が低いとされる理由がいくつかあります。
天然の宝石ではないため
まず挙げられる理由は、天然宝石とは異なるためです。
クレサンベールは、天然の宝石を原材料に再結晶化して作られた人工石に該当します。
買取においては人工石とみなされるため、宝石ほど高い評価を得られません。
また、クレサンベールは天然宝石より比較的安価で流通しています。
生産量は少なく、確かに輝きや美しさでは勝りますが、天然宝石と比べて評価が低くなります。
需要が限られてしまう
需要が限定される点も価値が低い理由です。
クレサンベールは少なからずニーズがあるものの、天然宝石ほどではありません。
需要が限られてしまうため、業者も高額査定をすることが難しいのです。
しかし、金やプラチナが使われたジュエリーの場合、素材が高評価される可能性があります。
金やプラチナの含有量によっては、天然宝石のジュエリーと同等の査定も期待できます。
クレサンベールのジュエリーの買取相場
クレサンベールのジュエリーは、およそ2〜3万円ほどで買取されています。
デザインやコンディションによって異なるものの、価値がゼロになることはまずありません。
ただ、クレサンベールは買取相場が確立されておらず、取引自体が少なめです。
そのため、業者によって査定結果が大きく変わる可能性があります。
少しでも高く売却したい方は、買取してもらう業者を慎重に選びましょう。
複数の業者に査定してもらおう
業者により買取価格が変わるため、複数の業者から査定を受けるのもおすすめです。
査定を申し込む手間と労力はかかりますが、査定結果を比較して買取業者を選びましょう。
査定結果を比較すれば、大まかな買取相場を把握できます。
高価買取可能な業者もひと目で分かりますので、クレサンベールを高く売ることも可能です。
ただし、概算査定と実際の買取価格は異なる場合があります。
不要になったら早めに買取へ
もしクレサンベールのジュエリーが不要なら、1日でも早く買取へ出すことをおすすめします。
ジュエリーは徐々に劣化が進むほか、今後クレサンベールのニーズが減少する可能性もあります。
買取相場が下落することも考えられますので、使わないものは早めの売却を意識しましょう。
