価格高騰中?タンザナイトの買取相場・高く売るコツまとめ
青〜紫の深い色味を持つタンザナイトは、独特の美しい色合いが特徴的な石です。
裸石(ルース)はもちろん、ジュエリーでも多用されており、年代を問わずに根強い人気を持っています。
特に近年は産出量が減少して希少性が高まっているため、買取相場が高騰しています。
もし自宅にタンザナイトのルースやジュエリーがある方は、買取に出してみるのもよいでしょう。
タンザナイトの特徴
タンザナイトは、青色から紫色の光を放つ石です。
サファイアやアメジストとも異なる独特の輝きを放つのが特徴で、12月の誕生石にも数えられています。
カラーストーンの中でも希少で、人気の高まりと相まって価格も上昇しています。
タンザニアで産出されている
タンザナイトは、アフリカ東部にあるタンザニアで産出されています。
1960年代に初めて発見されましたが、現在でもキリマンジャロ山脈のごく一部でしか産出されていません。
特定地域でしか産出されないカラーストーンは他にもありますが、タンザナイトはその中でもひときわ希少です。
一方、タンザナイトの産出量は減少傾向にあります。
詳しい埋蔵量は不明ですが、今後は資源の枯渇が懸念されています。
しかしタンザナイトの人気は衰えておらず、その価値は高まる一方です。
見る環境で色が変化する
タンザナイトの色は青色〜紫色ですが、見る際の角度や環境によって色味が若干変化します。
例えば、太陽光の下ではサファイアのように美しい青に輝く一方、室内光の元ではアメジストのように紫色が強くなります。
カッティングも影響しますが、他のカラーストーンとは違った多様性があります。
タンザナイトの買取相場・価値を決めるポイント
タンザナイトの買取相場は高騰していますが、コンディションによって大きな違いがあります。
例えば、1カラット前後で濁りがあるタンザナイトの場合、買取相場は数百円〜1,000円前後です。
反対にカラット数が大きく、インクルージョン(内包物)がなければ、買取相場は10万円以上に跳ね上がります。
一般的なタンザナイトの買取価格は1〜5万円ほどですが、それを超えることもあります。
また、ジュエリーのデザインやブランド次第では、さらなる高値も期待できます。
価格が気になる方は、一度査定を受けてみてはいかがでしょうか。
価値を決めるポイントは?
タンザナイトの価値を決める要素は主に3つです。
● カラット
● 透明度
● 色味
タンザナイトは、基本的にカラットが大きく、透明度が高いものほど価値があります。
特にインクルージョンが少ない場合、高価買取が期待できます。
また、色味が濃いものは希少で、買取価格も高値になる傾向があります。
中でも多色性が強いものは、弱いものに比べて価値が大きく跳ね上がります。
タンザナイトを少しでも高く売るには?
買取相場も高水準のタンザナイトですが、工夫次第で買取価格を高めることも可能です。
しっかりとポイントを押さえ、高価買取を目指しましょう。
実績豊富な業者から査定を受ける
タンザナイトを高く売るには業者選びが重要です。
査定を受ける際は、宝石の買取実績豊富な業者に相談しましょう。
買取実績が豊富な業者は、査定スタッフが経験やノウハウを蓄積しています。
公正な査定を受けやすいほか、買取相場を熟知している可能性が高いため、安心して査定を受けられます。
業者に査定を申し込む際は、タンザナイトの買取・査定実績を問い合わせてみるのもよいでしょう。
不要なら早く買取に出す
もし不要なら、早めに買い取ってもらうことも重要です。
近年タンザナイトの買取相場は高騰していますが、この状態がいつまでも続くとは限りません。
今後は人気が落ちてしまい、買取相場も下落する可能性は十分にあります。
いつ売却するか悩んでいる方は、早めに業者へ相談しましょう。
箱や付属品もセットで売る
ルースやジュエリーを購入した際の箱や、ギャランティーカードなどの付属品も一緒に売りましょう。
付属品も査定対象になる場合が多く、買取価格に少なからず影響します。
特に買取上限金額を狙う方は、付属品を忘れずに揃えておきましょう。
傷がつかないように取り扱う
タンザナイトは傷がつきやすい宝石です。
汚れなどを拭いた際、力を入れすぎると表面に傷がついてしまう可能性があります。
買取価格にも影響しかねませんので、手入れをする時は優しく取り扱いましょう。