ガーネットの売値は?買取相場や高く売るポイントを解説
ガーネットは、独特の澄んだ色合いが美しい宝石です。
1月の誕生石として知られていますが、その美しさから高額売買されるケースもあります。
もし不要なガーネットがある場合、買取に出してみるのもよいでしょう。
実際の買取価格は色や種類によりますが、ぜひ査定を受けてみてはいかがでしょうか。
ガーネットの特徴
ガーネットはケイ酸塩鉱物の一種で、ガラスのような光沢と透明感を持っています。
とても硬い宝石でもあり、古くからジュエリーなどの宝飾品に用いられています。
世界中で産出されていますが、日本ではスリランカやインド産のものが主流です。
なお、ケイ酸塩鉱物にはエメラルドやアメジストも該当します。
ガーネットもこれらの宝石と同じ種類といえますが、希少価値や色合いが異なります。
透明度が高いほど希少
ガーネットは澄んだ色合いが特徴ですが、透明度が希少価値に関わっています。
基本的に透明度が高いほど希少性も高く、内包物も少ないものは価格が高騰します。
他の宝石も透明度が重視されますが、ガーネットにとっては特に重要性が高い要素です。
ただし、業者による査定では、色味や種類も加味して買取価格を決めています。
赤色とは限らない
ガーネットといえば、深みのある赤色を思い浮かべる方は少なくないでしょう。
しかし、ガーネットは赤色に限らず、実にさまざまな色のものが存在します。
例えばピンク色のガーネットや、オレンジ、黄色の石もあります。
珍しいものでは、緑色を放つガーネットも存在します。
もし赤色以外のガーネットをお持ちであれば、高額で買取してもらえる可能性があります。
ガーネットの買取相場は?
ガーネットの買取価格は、数百円から10万円以上と、非常に幅広くなっています。
ジュエリーの買取相場は1〜2万円ほどですが、他の宝石が使われている場合、倍以上の価格で買取してもらえることもあります。
ガーネットのルース(裸石)の相場は5千円〜1万円前後である一方、カラット数や品質次第では数十万円も期待できます。
いずれにせよ、買取価格が気になる方は業者の査定を受けてみましょう。
色や種類が価格に影響する
ガーネットの価値を決める要素は色や種類です。
透明度とカラット数も大切ですが、色などによって価値が変わります。
もっともポピュラーな色は赤色ですが、オレンジ色や紫色のほうが高く評価されます。
また、見る角度によって色味が変化するカラーチェンジガーネットも高値が期待できます。
デマントイドは価格が高騰する
特に高値が狙える色は緑で、デマントイドと呼ばれる種類は価値が跳ね上がります。
ロシアのウラル山脈で産出されるガーネットで、エメラルドよりも深みのある緑色が特徴です。
市場ではめったに出回らないうえ、現在は産出が止まったとされています。
そのため、一般的なガーネットよりも高額で取引されています。
ガーネットを高く売るコツ
1万円以上で買取されることも多いガーネットですが、高く売るためにはコツがいります。
買取相場以上を狙う方は、以下のポイントをしっかり覚えておきましょう。
きれいな状態で保管を
ガーネットは、保管状態で買取価格が変動する宝石です。
品質が劣化しないように、きれいな状態で保管することを心がけましょう。
ルース・ジュエリーともにケースへ入れ、衝撃が加わらないよう保管することが重要です。
傷を防ぐためにも、単独でケースに入れた状態での保管をおすすめします。
付属品を揃える
付属品がある方は、全て揃えてから査定してもらいましょう。
ガーネットは箱やケースなどの査定対象になっており、全て揃っているものは高く評価されます。
しかし、付属品を無理に揃える必要はありません。
ルースやジュエリーは、単独でも買取してもらえます。
買取価格には影響しますが、付属品がない場合は品物のみ査定してもらいましょう。
相見積もりで高値を狙う
1円でも高く売りたい方は、相見積もりをおすすめします。
業者によって買取価格は変わるため、査定を1社のみに限定すると、損をする可能性があります。
少々手間は増えますが、ガーネットを高く売るためには相見積もりが欠かせません。
2社以上に査定を依頼し、高価買取が可能な業者を見つけましょう。