希少な色は？トルマリン種類・価値を徹底解説
高級ジュエリーに用いられることもあるトルマリンは、独特の輝きが多くの人を虜にしています。
希少な色の石は価格も高騰しており、高値が付くことも珍しくありません。
自宅に不要なトルマリンの裸石や、ジュエリーをお持ちの方は、ぜひ売却を検討してはいかがでしょうか。
ただし、トルマリンを買取してもらう業者は慎重に選ぶことが大切です。
トルマリンの特徴
トルマリンは、さまざまな成分が複雑に混ざりあった鉱物です。
10月の誕生石として知られているほか、パワーストーンの一つにも数えられています。
特殊な性質があり、熱を加えると電気を発することから、電気石とも呼ばれています。
多彩な色がある
トルマリンは宝石としても人気が高く、多彩な色の石が存在します。
例えば真っ黒なトルマリンもあれば、美しい黄色を放つトルマリンもあります。
他にも赤や緑、青など多種多様で、色味によって呼び方が変わります。
世界各地で産出されている
さまざまな種類があるトルマリンは、世界中で産出される石の一つです。
現在の主要な産地はブラジルですが、アメリカやマダガスカル、ナイジェリアなど、さまざまな国で産出されています。
また、トルマリンは日本でも産出されるほどで、福島県が主要な産地となっています。
意外と身近な宝石ともいえるでしょう。
希少な色は価値が高騰することも
多彩な色を持つトルマリンですが、希少な色のものは価値が高騰します。
石やジュエリーの状態によるものの、高値で買取してもらえる場合があります。
持て余している方は、業者の査定を受けてみるのもよいでしょう。
トルマリンの希少な色は？
非常に多くの種類があるトルマリンは、色によって希少価値が変わります。
中でも以下の6つに該当するものは、希少性が高く、高価買取も期待できます。
インディゴライト
インディゴライトは、深い青色を放つブルートルマリンの一種です。
特に透明度の高いものは産出量が少なく、価値が一気に跳ね上がります。
ブルートルマリンは、透明度が低いか、不透明のものがほとんどです。
そのため、透明度が高くなるにつれて希少性も高まります。
パライバトルマリン
パライバトルマリンは、空や澄み切った海のように、美しい水色を放っています。
トルマリンの中でもっとも希少と言われるほどで、他の希少な色より価格も高騰しています。
パライバトルマリンは、ブラジルのパライバ州近郊でしか産出されていません。
供給量は限られており、希少価値が増す一方です。
ルベライト
赤色やピンク色を放つトルマリンは少なくありませんが、その中でも特に希少な色がルベライトです。
ルベライトは、ルビーのように鮮やかな赤色を放っており、良質なものはほとんど産出されません。
特に色の濁りがなく、ルビーのような赤色に近いものほど希少性が高まります。
グリーントルマリン
グリーントルマリンも希少な色の一つです。
その中でも青みを帯びたものは希少で、評価も高くなります。
一般的なグリーントルマリンは、黄色や茶色を含んでいます。
しかし、これらは価値が低いため、希少なものは青みが強いグリーントルマリンに限られます。
カナリートルマリン
鮮やかな黄色を放つのがカナリートルマリンです。
カナリートルマリンはマンガンを豊富に含んでおり、原石はくすんだ色合いをしています。
そのため、流通させる際は数百度で熱処理を施し、黄金色を強くするのが一般的です。
バイカラートルマリン
バイカラートルマリンは、1つの石に2つの色が混ざりあった希少なトルマリンです。
赤と緑、赤と青など色の組み合わせを問わず、色味が明確に分かれているものほど価値が高まります。
バイカラートルマリンは希少な色の一つで、買取価格も高騰しています。
ニーズも根強いため、売却を検討するだけの価値があります。
トルマリンを売るときは業者選びが大切
トルマリンを高く売却したい方は、慎重に業者を選びましょう。
宝石買取に対応しているだけでは不十分で、次の点も確認して選ぶ必要があります。
●買取実績
●利用者の評判
●スタッフの対応
●買取にかかる手数料
実績や評判はもちろん、在籍するスタッフの対応や、買取手数料の有無も確認しましょう。
迷った時は複数の業者に相談し、トルマリンを査定してもらうのもおすすめです。
