小さいダイヤモンドは売れない?メレダイヤの買取価格を徹底解剖
ダイヤモンドと聞くと、大粒のものを思い浮かべる方がほとんどではないでしょうか。
確かにジュエリーでは大粒ダイヤが多く使われていますし、カラット数が大きなものほど価値も高まります。
一方、ジュエリーによっては非常に小さいダイヤモンドが散りばめられています。
こうしたダイヤモンドはメレダイヤと呼ばれており、通常のものと比べて非常に小さく、数分〜数十分の1のサイズしかありません。
なお、メレダイヤはサイズだけでなく、買取相場も通常のダイヤモンドと異なります。
メレダイヤを使ったジュエリーなどを売却したい方は、特に注意が必要です。
メレダイヤってどんなもの?
メレダイヤを初めて聞く方もいらっしゃると思いますが、主に0.1カラット以下のダイヤモンド全般を言います。
フランス語で「小さい」を意味する「メレ」が由来になっています。
0.1カラットのダイヤモンドの場合、直径はおよそ3.0ミリですが、それよりも小さいダイヤモンドがメレダイヤです。
ただし、小さいとはいってもダイヤモンドであることに変わりはなく、メレダイヤを散りばめたジュエリーは人気があります。
ジュエリーを彩る役割がメイン
メレダイヤは、婚約指輪やピアス・イヤリング、ネックレスなど、幅広いジュエリーに使われています。
結婚指輪の場合、メレダイヤを多数散りばめたデザインも多いですが、メインで使用されるケースはほとんどありません。
主に大粒ダイヤモンドや、他の宝石を彩るために使われるのが一般的です。
厳密にグレード判定をしないこともある
ダイヤモンドは専門の鑑定機関がグレードを判定し、鑑定書を発行していることも少なくありません。
一方のメレダイヤは非常に小さく、厳密なグレード判定をしないケースもあります。
お店・ブランドによっては、厳格なグレード判定を行ったメレダイヤを使用しています。
しかし、大まかな判定しか行わない場合も珍しくないため、通常のダイヤモンドとは事情が異なります。
小さすぎるメレダイヤは売れない?
メレダイヤは非常に小さいため、基本的な価値も通常のダイヤモンドと違うことに注意しましょう。
一概にはいえませんが、一般的なダイヤモンドジュエリーよりも安くなるのが実情です。
買取業者によっては値を付けてもらえなかったり、買取や査定を断られたりする場合もあります。
いずれにせよ、メレダイヤと通常のダイヤモンドは価値が異なると考えておきましょう。
高級ブランドのジュエリーなら話が別
ただし、高級ブランドのジュエリーについては事情が変わります。
高級ブランドは、ブランド自体にネームバリューがあるため、メレダイヤのジュエリーも高評価されやすいのです。
どのジュエリーも価値が高いとはいえませんが、売却を検討するだけの価値があります。
悩んだら査定を受けてみよう
メレダイヤはカラーや品質によって価値が変わるため、買取相場が絶対ではありません。
このため、価値が気になった場合は、業者に査定をしてもらいましょう。
買取業者の査定結果を確認し、納得ができたら売るのがおすすめです。
メレダイヤの買取価格をUPさせるポイント
サイズが小さいメレダイヤは、通常のダイヤモンドと比べて価値が低くなっています。
しかし、小さいからといってもニーズはありますので、不要なのであれば業者に買取してもらいましょう。
以下で挙げるポイントに注意すれば、通常より買取価格をアップさせられる可能性があります。
ダイヤの買取実績が豊富な業者を選ぶ
まず買取してもらう業者に注意しましょう。
どのようなメレダイヤを売るにせよ、ダイヤモンドの買取実績豊富な業者を選ぶことが重要です。
買取実績が豊富な業者であれば、相場より大幅に安くなるリスクが低く、適正な価格で買取してもらえます。
業者選びで悩ぶ場合もあると思いますが、最初に買取実績をチェックしてみましょう。
複数の買取業者に査定を依頼する
ただし、ダイヤモンドの買取に慣れている業者であっても、提示される買取価格は業者によりけりです。
少しも妥協したくない、1円でも高く売りたいという方は、なるべく複数の業者に査定してもらいましょう。
複数の業者から査定を受けることで、買取結果を比較できます。
高く買取してくれる業者も簡単に見つかりますので、数社から見積もりを取るとよいでしょう。
手入れをして輝きを保つ
メレダイヤは通常のダイヤモンドより価値は低いとはいえど、こまめな手入れが欠かせません。
手入れとはいっても決して難しいものではなく、皮脂や汚れを拭き取るだけでも輝きが増します。
査定ではメレダイヤのコンディションもしっかり確認されます。
見た目で評価が変わりますので、買取へ出す前に掃除をしておきましょう。