バラの普通切手は売れる?買取に出す際の注意点・高く売るためのポイント
普通切手は大別してバラとシートの2種類があります。
このうち、普通切手をバラで保管・コレクションしている方は多いのではないでしょうか。
バラの普通切手は、シートのものに比べて価値が低くなりがちです。
ただ、買取に対応している業者はとても多く、状態によって買取可・不可の判断が分かれます。
もし不要なバラの普通切手がある方は、一度業者の査定を受けてみてはいかがでしょうか。
バラ普通切手で買取可能なケース・不可のケース
バラの普通切手は、買取してもらえるケースもあれば、不可能なケースもあります。
業者によって対応が分かれる場合もありますが、主に以下の基準で買取可否が決まります。
買取可能なケース
バラの普通切手の中でも、以下に当てはまるものは買取してもらえます。
切手の種類によっては高値も期待できるでしょう。
● 未使用の切手
● プレミアが付いている切手
● 発行枚数が少ない切手
● 発行年代が古い切手
● エラー切手・特殊切手
未使用の切手はもちろん、プレミア付きの切手や発行枚数の少ない切手も買取が可能です。
また、バラのエラー切手や特殊切手についても、買取してもらえることがあります。
買取不可能なケース
一方、以下に当てはまるものは基本的に買取不可能です。
業者による査定でも値段が付かないので注意しましょう。
● 消印が付いている使用済み切手
● 糊が剥がれてしまっている切手
● 破れている切手
● 絵柄の退色が進んでいる切手
使用済みの切手はもちろん、糊が剥がれたもの、破れたものなどは買取を断られます。
絵柄が退色した切手など、コンディションに難があるものも売れないと考えておきましょう。
バラ普通切手の買取相場
バラの普通切手は、種類によって買取金額が異なります。
一般的なバラの普通切手の買取相場は、額面の40%〜70%ほどです。
例えば50円切手の場合、買取価格は20円〜35円になるでしょう。
バラの普通切手を2〜3枚売ったとしても、買取価格は数十〜数百円ほどです。
なお、切手のコレクターは年々減っていますので、今後は買取相場が下落する可能性もあります。
不要なら、早めに買取に出すことをおすすめします。
額面以上の価値が付くことも
一方、バラの普通切手でも額面以上の値が付く場合があります。
例えば昭和初期に発行された切手や、文革時代の中国切手などは、希少性が高いため高値が期待できます。
1枚で数千円の価値を持つ切手もありますので、発行年代が分からないものは、業者に査定してもらうとよいでしょう。
バラ普通切手を少しでも高く売るには?
バラの普通切手を1円でも高く売りたい場合、以下の点をしっかり押さえておきましょう。
いずれも買取価格を左右する要素で、査定結果に大きな違いが生じる可能性もあります。
保管方法に注意
特に注意しておきたいのが普通切手の保管方法です。
普通切手はコンディションで価値が変わるほか、買取の可否にも関わります。
切手に折れや汚れ、破れなどがあると、査定に大きく響くので注意しましょう。
バラの切手を保管する際は、ストックブックに入れるのがおすすめです。
また、直射日光が当たる場所や湿度の高い場所は避け、変質・変色を防ぎましょう。
まとめて買取に出す
バラの普通切手を売る際は、まとめて買取に出しましょう。
数枚ずつ分けて買取へ出すよりは、一度にまとめて売ったほうが高額査定に繋がります。
業者によって対応は分かれますが、買取額を上乗せしてくれる場合があります。
1枚あたり数円の違いでも、積み重なると数百円・数千円の違いになります。
枚数に関わらず、一度に全部まとめて買取へ出すとよいでしょう。
複数の買取業者から査定を取る
複数の業者に査定を依頼することも重要です。
同じコンディションの切手でも、業者によって買取価格が異なります。
1円でも高値で売りたい方は、複数社に査定を依頼し、高価買取してくれる業者を見つけましょう。
台紙貼りは判断が分かれる
バラの普通切手を高く売る方法として、台紙に貼る手段が挙げられます。
しかし、台紙貼りは査定で評価に繋がる場合もあれば、ほとんど影響しない業者もあります。
業者によって対応が分かれますので、事前に業者へ相談しておきましょう。
査定への影響を聞き、台紙貼りの有無を決めることが重要です。