昔のモデルも高く売れる?ニコンの古いカメラの買取相場まとめ
日本には、さまざまなカメラメーカーがありますが、古くから多くのファンに支えられているのがニコンです。
現在はデジカメをメインに取り扱っているものの、フィルムカメラなど古いカメラも根強いニーズがあります。
古いモデルであっても売れる可能性があるため、不要なら査定を受けてみるとよいでしょう。
ニコンのカメラの特徴
ニコンのカメラは、古くから多数の愛好家がいます。
全体的な特徴としては、非常にベーシックで、飾り気がなくオーソドックスな造りといえます。
しかし、それこそがニコンの強みであり、多くのファンに支えられている理由となっています。
自然な発色で再現できる
ニコンのカメラは、他のメーカーと比べて自然な発色に近い写真が撮影できます。
感じ方にはもちろん個人差がありますが、極端に色が強くなる心配がなく、自然な見た目に近い色味を再現可能です。
これは明るさの領域(ダイナミックレンジ・ラチチュード)の広さが関わっています。
ニコンのカメラは、古いカメラを含めて表現できる明るさの幅が広くなっています。
暗色から明色まで得意なため、自然に近い発色で写真を撮影可能です。
耐久性が高い
耐久性の高さも特徴といえます。
ニコンは、元々軍需産業から始まった企業で、軍向けに双眼鏡などの光学機器を製造していました。
軍用機器は耐久性が求められますが、そのような歴史があり、カメラも耐久性を重視しています。
強い衝撃にもしっかり耐えるため、報道現場でも多用されています。
幅広いシーンに対応できる
ニコンのカメラは汎用性が高いため、幅広いシーンに利用できるのも特徴です。
日常的な使用はもちろん、アウトドアでの撮影にも適しています。
これは自然な発色が得られるだけでなく、ヘビーユースにも耐える頑丈な造りであるためです。
そのため古いカメラもニーズがあり、モデルによっては高値で売買されています。
代表的なニコンの古いカメラの買取相場
ニコンの古いカメラは、意外な高値で買取されているモデルもあります。
以下は代表的な古いカメラの買取相場です。
● F3:1万5千円〜2万円
● F2:1〜6万円前後
● 35Ti・28Ti:3〜4万円
● New FM2(FM2/T):2〜3万円
どのモデルも発売から相応の年数が経過しています。
しかし、未だに底堅い人気があるため、数万円で買取されています。
これらはあくまでも一部です。
記載していないモデルをお持ちの方も、ぜひ査定を受けてみてはいかがでしょうか。
ニコンの古いカメラをもっと高く売るには?
ニコンの古いカメラは高額査定が期待できます。
ただし、相場を下回る可能性もありますので、高く売るためのポイントをしっかり押さえておきましょう。
付属品は揃えておこう
箱や説明書、カメラストラップなどの付属品をお持ちの方は、査定を受ける前に揃えておきましょう。
付属品が一通り揃っていた場合、買取金額のアップに繋がることがあります。
高額査定も狙えますので、忘れずに揃えておくことをおすすめします。
ただ、付属品がなくてもカメラは買取してもらえます。
もし紛失・処分した方は、無理に揃えようとせず、カメラだけの状態で査定を受けましょう。
レンズとボディを一緒に売る
レンズもある場合、ボディと合わせて買取へ出すのがおすすめです。
カメラはボディのみでも買取も可能ですが、レンズが揃っていると評価がアップします。
査定結果に大きな違いが出ますので、必ず一緒に買取へ出しましょう。
しかし、レンズ内にカビが生えているなど、コンディションによっては大幅に減額されます。
買取へ出す前に、コンディションをチェックしておくとよいでしょう。
メンテナンスをしっかりと
古いカメラを高く売りたい方は、メンテナンスもしっかり行うことが重要です。
特に発売から数十年が経過しているカメラは、内部が錆びたりカビが生えたりしている場合もあります。
コンディションが悪いと、買取価格に影響しますので、できるだけ綺麗な状態にしてから査定を受けましょう。
カメラの買取が強い業者に相談する
買取業者は、カメラの買取が得意かどうかで選ぶ必要があります。
カメラの買取が強い業者なら、ニコンの古いカメラを適正に査定してくれるでしょう。
ただ、その業者が高く買い取ってくれるとは限りません。
高値を目指す方は、複数の業者に査定してもらうことをおすすめします。