古い?お金がかかる?フィルムカメラをやめたくなった時に知っておきたいこと
現在はスマートフォンで誰でも簡単に写真を撮れる時代です。
本格的に撮影するならデジタルカメラもありますが、いずれにせよ、簡単に写真を撮れることに変わりありません。
一方、スマホなどの台頭で消えていったのがフィルムカメラです。
現在はフィルムカメラを使っていない・やめたという方も多いのではないでしょうか。
今ではめったに見かけないフィルムカメラですが、不要になった本体を捨ててしまうのは早計です。
もし不要になったのであれば、業者に買い取ってもらうとよいでしょう。
フィルムカメラをやめたくなる、よくある要因
フィルムカメラを見かける機会は少なくなりましたが、やめた方が増えているのが理由です。
フィルムカメラは、デジカメと違ったデメリットがあり、それが原因でやめてしまう方もいます。
フィルムをセットしないといけない
まずフィルムカメラをやめる要因として挙げられるのがフィルムです。
スマホやデジカメは、いつでも好きな時に撮影できますが、フィルムカメラはフィルムをセットする必要があります。
フィルムは撮影可能な枚数が限られており、上限まで撮影した後は新しいフィルムに交換しなくてはいけません。
スマホなどに比べても手間がかかるうえ、フィルムを購入できるお店は年々少なくなっています。
現像・プリントの手間と費用がネックに
また、現像やプリントの手間と費用がかかる点も原因といえます。
スマホ・デジカメは、撮影した写真を本体で確認できるうえ、PCに取り込めば大画面で楽しめます。
自宅にプリンターがある場合、すぐにプリントすることも可能です。
一方のフィルムカメラは、最初に現像をする必要があります。
そしてお店に依頼し、現像したフィルムをプリントしてもらわなくてはいけません。
現像とプリントは合計で数千円かかることも多く、プリントが完了するまでに数日〜1週間程度の時間を要します。
撮った写真をすぐ確認できない
写真をすぐ確認できないことも要因の一つです。
スマホやデジカメは、撮影した写真をその場で確認できますし、削除もすぐに行えます。
しかし、フィルムカメラはその場での確認が不可能で、現像・プリントするまで仕上がりが分かりません。
インスタントカメラは除きますが、すぐ確認したい方には大きなデメリットとなります。
きれいな写真を撮るには技術が必要
フィルムカメラでプロ並の写真を撮るには、技術が求められます。
これも途中でやめる方が出る要因といえるでしょう。
スマホはAIやアプリが高性能で、誰でもプロ級のクオリティの写真を撮影できます。
一方のフィルムカメラは、フィルムの感光度(ISO)やロケーションを考慮し、絞りや露光、シャッタースピードなどを設定しなくてはいけません。
慣れと経験が必要なため、すぐに高クオリティの写真を撮影するのは困難といえます。
フィルムカメラの魅力
フィルムカメラをやめる方は少なくありませんが、フィルムカメラは独特の魅力を持っています。
スマホやデジカメに慣れた方にとっては、新鮮味を感じるのではないでしょうか。
独特の味がある
フィルムカメラの魅力は、撮影した写真に独特の味がある点です。
例えば、同じ被写体でもフィルムによって色味が変わるほか、ISOの違いで淡い写りになることもあります。
場合によっては、露光が不足して写真の周囲が暗くなるなど、さまざまな味がプラスされます。
スマホ・デジカメは誰でも似た写真になるため、面白み・新鮮味に欠けるのがネックです。
何が撮れるか分からないワクワク感
現像するまで何が撮れるか分からないという、高揚感を持てるのも魅力でしょう。
成功・失敗がすぐ分からないため、不意にシャッターを切った写真が思わぬ出来になる場合もあります。
意外な作品が撮れることもあるため、そうした過程を楽しめるのもフィルムカメラならではの魅力といえます。
フィルムカメラをやめる時は買取に出すのも一手
すでにフィルムカメラをやめた方も多いと思いますが、もし不要なら、買取に出してみるのも手です。
年々市場規模は縮小しているものの、若い世代を中心にブームが起こっています。
意外な高値になる可能性もありますので、業者の査定を受けてみてはいかがでしょうか。
なお、フィルムカメラを売る際は、カメラの買取実績が多い業者を選びましょう。
フィルムカメラの買取に強い業者であれば、適正価格で買取してもらえます。