宅配買取は危険?トラブルに巻き込まれないためのポイント・業者の選び方まとめ
お店へ行く手間がかからず、自宅から品物を売れる手軽さから、近年は宅配買取の利用が増えています。
一方、宅配買取は普及につれてトラブルも増加しており、大問題へと発展するケースも見られます。
トラブルの増加を見て、宅配買取に危険なイメージを抱いている方も少なくないでしょう。
確かに危険性もありますが、業者の選び方を間違えなければ、宅配買取は安全に利用できます。
宅配買取は危険?メリット・デメリットをご紹介
宅配買取は、店頭・出張買取にはないメリットとデメリットがあります。
どの買取方法がよいか迷った時は、メリットなどを考慮して判断しましょう。
宅配買取のメリット
宅配買取のメリットは次の3つです。
●お店まで持ち込む必要がない
●空き時間を活用しやすい
●高価買取されることも
お店に行かなくてよいため、品物を持ち込む必要がありません。
好きなタイミングで利用できるので、空き時間を活用しやすいのもメリットでしょう。
宅配買取はコストがかからない分、買取価格に還元している業者も豊富です。
そのため、店頭買取と比べて高価買取になる場合があります。
宅配買取のデメリット
一方、宅配買取のデメリットは以下の3つです。
●買取に時間がかかる
●価格交渉が難しい
●梱包の手間がかかる
宅配買取は、商品を発送する必要があるため、買取には数日〜1週間ほど時間を要します。
また、非対面での取引になりますので、価格交渉も難しいのが実情です。
梱包の手間もかかります。
品物が少なければよいですが、数十点売りたいような場合、梱包だけで相応の時間がかかるでしょう。
品物の数が多い時は、出張買取の検討をおすすめします。
宅配買取のトラブル事例
宅配買取はとても便利な反面、危険な業者も中にはあり、トラブルが相次いでいます。
主なトラブルは以下の3つですが、巻き込まれないように注意しましょう。
安い金額で買い叩かれた
特に多く見られるのは、安い金額で買い叩かれたというケースです。
サイト上の買取金額や、目安を参考に買取を申し込んだものの、それを遥かに下回る金額で買い取られるトラブルが後を立ちません。
例えば、1,000円弱しか振り込まれなかった一方、他店では5,000円以上で買取可能と判明したケースもあります。
返送や処分費用を請求された
また、返送料や処分費用を請求されるトラブルも目立ちます。
買取を断ったら返送料がかかると言われたり、値が付かない品物の処分費用を請求されたりする事例です。
ただ、契約時に確認を怠ったなど、申込者側に落ち度があるケースも少なくありません。
返品を依頼した品物を紛失された・壊された
買取を断った商品の返送を依頼した後、品物を紛失された・壊された、というトラブル事例もあります。
宅配買取はやり取りが見えにくいため、こうしたトラブルが起きる可能性は高めです。
業者側が補償してくれるならよいですが、業者と連絡が取れず、申込者が泣き寝入りするパターンも考えられます。
危険を避けるために!宅配買取業者の選び方
上記のように、宅配買取に関するトラブルは決して珍しいものではありません。
ただし、全ての業者が危険なわけではなく、業者をしっかり選べばトラブルは回避できます。
宅配買取を利用する際は、以下の4点をチェックし、安全な業者を選びましょう。
買取実績と評判は要確認
最初に確認したいのは買取実績と評判です。
宅配買取を利用するなら、できるだけ買取実績が多く、評判のよい業者が望ましいでしょう。
しかし、評判を鵜呑みにするのも危険です。
参考材料の一つにとどめ、評判のみで選ぶことは避けましょう。
自動承認を前提にした取引はしない
買取の自動承認に対応している業者も中にはありますが、なるべく避けることをおすすめします。
自動承認は、買取承認の連絡をする手間がかからず、一見便利なサービスに見えます。
ところが、査定結果が納得できない場合も自動承認されるため、トラブルの元になりやすいのです。
自動承認で買取金額がアップする業者もあります。
ただ、他店より高く売れるとは限りません。
キャンセルや返送に関する規定をしっかり確認
買取を断る時のことも考え、キャンセルや返送に関する規約・規定を確認しておきましょう。
宅配買取は、キャンセル・返送料が無料の業者もあれば、有料の業者もあります。
返品不可としている業者もあるため、必ずチェックしておきましょう。
複数の業者に査定を依頼する
安く買い叩かれないためにも、複数の業者に査定を依頼しましょう。
相見積もりを取ることで、おおよその買取金額を把握できます。
あくまで概算金額ですが、高価買取可能な業者も簡単に見つけられるでしょう。