森伊蔵の価値が高騰中!?最新の買取相場・高く売るコツをご紹介
2000年代に焼酎ブームが起こった際、3M（魔王・村尾・森伊蔵）と呼ばれる銘柄に人気が集中しました。
入手が困難になったことから、当時はプレミアも付きましたが、現在でも森伊蔵は価格が高騰しています。
森伊蔵は予約抽選販売が基本で、入手困難な焼酎の銘柄の一つです。
入手が困難で流通本数も限られることから、買取価格も高止まりが続いています。
もし未開封の森伊蔵をお持ちであれば、買取に出してみるのもよいでしょう。
意外な高値で買い取ってもらえる可能性があります。
森伊蔵ってどんな焼酎？
森伊蔵は、鹿児島県垂水市にある森伊蔵酒造が手がける焼酎の銘柄です。
同酒造は1885年に創業した焼酎蔵で、130年以上もの歴史があります。
森伊蔵酒造では、創業当時から現在まで、甕壺仕込みで焼酎を製造しています。
甕壺仕込みは非常に手間暇のかかる製法ですが、伝統的な製法に強いこだわりを持っていることが伺えます。
シンプルながらも上質・上品な味わい
甕壺仕込みにより作られる森伊蔵は、シンプルで上品な味わいが特徴です。
芋焼酎といえば、独特の癖がありますが、これを苦手とする方は少なくありません。
しかし、森伊蔵は芋焼酎特有の癖が少なく、まろやかな口当たりを実現しています。
森伊蔵の人気が今でも衰えない理由には、飲みやすさも影響しているでしょう。
フランス大統領も絶賛の焼酎
森伊蔵は、フランスの故ジャック・シラク元大統領が愛飲した焼酎でもあります。
シラク元大統領は、ビールを好んで飲んだといわれていますが、森伊蔵も愛飲したそうです。
海外の大統領すら虜にする味わいは、今なお変わらず、多くの人々に親しまれています。
生産量が少なく「幻の焼酎」とも
森伊蔵にプレミアが付いている理由は、生産量が限られるためです。
2000年代の焼酎ブームが起き、3Mにも数えられていますが、それ以降も生産量は変わっていません。
当時と同じ生産量を維持しており、今後も生産を拡大する可能性は低いといえます。
魔王や村尾は、一時に比べて入手しやすくなりましたが、森伊蔵は入手困難な状態が続いています。
このような状況から、森伊蔵は「幻の焼酎」とも呼ばれています。
森伊蔵の買取相場
森伊蔵はさまざまな銘柄があり、買取相場も異なります。
以下は主な銘柄の買取相場ですが、実際の買取価格は変動します。
・1,800ml（一升瓶）：1万円〜1万3千円
・720ml（四合瓶）：5千円〜8千円
・金ラベル・720ml：5千円〜7千円
・極上の一滴・720ml：1万円〜1万3千円
・楽酔喜酒・600ml：2万5千円〜5万円前後
・JAL国際線機内限定品：1万円〜1万2千円前後
森伊蔵は、四合瓶でも5千円前後で買取されています。
ほとんどの銘柄は1万円以上の相場になっており、特に楽酔喜酒は高騰しています。
ただし、保管状態によって変わるため、参考程度に留めておきましょう。
状態が悪い場合、買取相場を下回る可能性があります。
森伊蔵を1円でも高く売るには？
焼酎の中でも、特に高値が期待できる森伊蔵ですが、高く売るにはコツが必要です。
以下のポイントをしっかり押さえ、高価買取を目指しましょう。
中身が変質しないよう保管を
特に注意したいのは保管方法です。
森伊蔵を始め、焼酎は紫外線によって変質しやすく、保管場所に注意を要します。
気温・湿度の影響も受けるため、日光が当たらず、温度・湿度の安定した冷暗所で保管しましょう。
飲まないなら早めに売る
もし飲む予定がないのであれば、早めに買取へ出すことをおすすめします。
熟成が進んだ森伊蔵は高値が期待できますが、適切に保管しなければ、徐々に変質するおそれがあります。
また、現在は買取相場が高騰していますが、今後も同じ傾向が続くとは限りません。
人気が衰える可能性もあるため、相場が高騰しているうちに買取してもらいましょう。
瓶の割れ・欠けに注意
瓶の状態にも注意が必要です。
万が一瓶が割れたり、欠けたりすると、買取を断られてしまう場合があります。
特に宅配買取を利用する方は、瓶が破損しないように気を付けましょう。
エアパッキンなどでしっかり包み、箱の隙間を埋めるなど、丁寧な梱包が求められます。
箱や付属品を揃えておく
箱などの付属品を保管している方は、揃えた状態で買取してもらいましょう。
森伊蔵は付属品も査定対象になるため、買取価格にも影響します。
ただし、無理に揃える必要はありませんので、処分した方は瓶だけ買取に出しましょう。
相見積もりで高値を目指す
相見積もりを取ることも重要です。
森伊蔵の買取価格は、業者ごとに変わるため、数社に査定してもらう必要があります。
仮に査定を受けたのが1社のみだと、査定結果の妥当性が判断できません。
他に高値で買い取ってくれる業者があるかもしれないため、なるべく多くの業者に査定してもらいましょう。
