貴州茅台酒 (マオタイ酒)の価値が高騰中!最新の相場・高く売るコツもご紹介
貴州茅台酒をご存知でしょうか。
マオタイ酒とも呼ばれる中国の蒸留酒で、芳醇な香りから愛飲家も多いお酒です。
特に近年はウイスキーなど蒸留酒の世界的ブームと重なり、人気に火が付きました。
日本でも見かける機会が増えましたが、貴州茅台酒は買取相場も高騰しています。
保管状態や熟成年数、銘柄などの条件次第では、100万円近い価格が付く可能性もあるのです。
もし飲んでいないか、扱いに困っている貴州茅台酒がある方は、買取に出してみるのもよいでしょう。
貴州茅台酒の特徴
貴州茅台酒は、とうもろこしや小麦を用いて作られる蒸留酒です。
主に中国の貴州省で作られており、数百年もの歴史を持っています。
貴州茅台酒は強い香りと独特の甘みがあり、飲んだ後も芳醇な香りの余韻が楽しめます。
しかし、蒸留酒特有の癖は控えめで、上品な飲み口と舌触りから世界中の著名人に愛飲されています。
日本では1972年の日中国交正常化の際、当時の田中角栄首相が飲んだことから、貴州茅台酒の知名度がヒロマしました。
世界三大蒸留酒に数えられる
茅台酒は、ウイスキーのスコッチ、ブランデーのコニャックと並び、世界三大蒸留酒に数えられています。
スコッチもコニャックも世界的人気を持つ蒸留酒ですが、貴州茅台酒は中でも高級品であり、希少価値は高くなっています。
貴州茅台酒は類似酒や偽物が問題になっていますが、それだけ人気があることの裏返しです。
全工程に数年の歳月を要する
貴州茅台酒を作るためには、長江の清らかな水と地元の高梁を用います。
この2つを組み合わせて発酵や蒸留を繰り返し、造られた酒を最低でも3年以上寝かせるなど、最低でも5年程度の年月がかけられます。
そして生み出された貴州茅台酒は、さらに熟成する場合も多く、実際に市場へ出回るまでには、数十年の歳月を要する銘柄も存在します。
貴州茅台酒は、スコッチ・コニャックと比べて手間暇と年月がかかっており、全体的に希少価値が高いのです。
数年で流通させる銘柄も多いですが、他の蒸留酒と比べても買取相場が高くなっています。
貴州茅台酒の最新の買取相場は?
貴州茅台酒の買取相場は、銘柄や熟成年数で大きな隔たりがあります。
一般的に流通している銘柄の場合、買取相場は5,000円〜1万円ほどです。
十分高いといえる金額ですが、入手困難で希少価値の高い銘柄ともなると、1〜2桁増える価格で買取されます。
自宅に貴州茅台酒がある方は、業者の査定を受けてみることをおすすめします。
高値が狙える貴州茅台酒の銘柄
貴州茅台酒は多数の銘柄があり、製造年代や熟成年数によって価値が変わります。
特に高値が期待できるのは以下の5つで、通常の貴州茅台酒の相場を大幅に上回ります。
・天女ラベル:1〜8万円程度
・マオタイ酒・30年:8万円程度
・マオタイ酒・50年:12〜3万円
・五星:20〜30万円
・サンフラワー:最大100万円前後
なお、一部の天女ラベルについては、90万円近い価格で買取される可能性があります。
めったにありませんが、特に古い年代の品は高値が期待できます。
また、サンフラワーも希少価値が高く、美品かつ完品なら100万円はくだらないでしょう。
現存数がきわめて少ないとされるため、もし自宅に保管しているなら、ぜひ買取の検討をおすすめします。
貴州茅台酒を1円でも高く売るコツ
希少価値の高い貴州茅台酒ですが、状態によっては相場を下回る価格になる場合もあります。
少しでも高く売りたい方は、以下で説明する点に注意し、買取業者に査定を依頼しましょう。
ボトルに割れ・欠けがないか確認する
まずは貴州茅台酒のボトルの状態をチェックしましょう。
割れや欠けが見られる場合、買取価格の大幅なダウンは免れません。
お酒のボトルに割れや欠けがあると、液面が減っていたり、酸化が進んでいたりする場合もあります。
価値が非常に低く、最悪値が付かない可能性もあるため、ボトルの状態はしっかり確認しておきましょう。
ボトル・ラベルの汚れを取り除く
ボトルにやラベルに汚れが付着している場合、可能な範囲で除去をおすすめします。
貴州茅台酒に限らず、お酒は見た目も重要な査定項目になっています。
汚れが目立つ場合は価値が下がるので、なるべく掃除してから査定に出しましょう。
ただし、ラベルは破れないよう注意が必要です。
汚れを取り除くのが難しい場合、そのままにしておきましょう。
箱やグラスなどの付属品を揃える
貴州茅台酒は、付属品が揃った状態で査定に出すことも重要です。
高く売りたい方は、箱はもちろん、グラスやギャランティーカードもできる限り揃えておきましょう。
全て揃った完品は、買取上限に近い価格が期待できます。
しかし、付属品なしでも買取してもらえるため、箱などがなくても問題ありません。
価値は下がりますが、気にせず査定に出すとよいでしょう。