イチローズモルトの買取相場が高騰中!なぜ高く売れる?
近年はジャパニーズウイスキーが注目を集めています。
海外でも人気が高まっており、高額で取引されている銘柄も少なくありません。
その一つがイチローズモルトで、銘柄の多くが1万円以上の価格で買取されています。
もし開封していない・飲む予定のないイチローズモルトをお持ちなら、ぜひ買取を検討してはいかがでしょうか?
イチローズモルトが高く売れる理由
数あるウイスキーの中でも、イチローズモルトは高値買取の定番といっても過言ではありません。
一部を除いて高値が付いており、銘柄と保存状態次第では100万円以上の値が付く可能性があります。
しかし、なぜここまで高いのかと、疑問が浮かぶのではないでしょうか?
希少価値が非常に高い
イチローズモルトが高く売れる理由の一つが希少価値です。
どの銘柄も生産本数が少なく、羽生のように蒸留所が閉鎖され、生産が終了して価格が暴騰している銘柄もあります。
他の入手困難な銘柄や限定品も希少価値が高まっており、買取価格も高騰する現象が起こっています。
いずれにせよ、イチローズモルトは大半の銘柄が査定を受けるだけの価値を持っています。
世界的な人気がある
ジャパニーズウイスキーが世界的なブームになっていますが、イチローズモルトも海外で人気のあるウイスキーです。
過去には香港のオークションで54本セットに約1億円の値が付いたこともあります。
他にも高額取引されるケースが珍しくもなく、熱狂的なファンも多いとされています。
このように、高い評価を得ていることもイチローズモルトが高値で売れる理由といえるでしょう。
イチローズモルトの種類別の買取相場
イチローズモルトは多数の銘柄があり、それぞれ買取相場が異なります。
銘柄によって買取価格の大きな違いがありますので、査定を受ける前にしっかりチェックしておきましょう。
ワインウッドリザーブ・ミズナラウッドリザーブの買取相場
イチローズモルトの定番銘柄ともいえるのがワインウッドリザーブ・ミズナラウッドリザーブです。
保管状態にもよりますが、ワインウッドリザーブは美品で5,000〜8,000円、ミズナラウッドリザーブの美品は5,000〜7,000円ほどで買取されています。
相場は下回るものの、並品でもそれなりの価格が期待できるでしょう。
モルト&グレーンシリーズの買取相場
モルト&グレーンもポピュラーなシリーズです。
銘柄数が多く、買取相場も1,000円台(ホワイトラベル)〜7万円(シングルカスク2000)と幅広くなっています。
銘柄次第では10万円以上の値段が付く可能性があります。
秩父・羽生シリーズの買取相場
秩父と羽生はバリエーションが多く、銘柄によって買取相場が大幅に変わります。
・秩父:2万円(ザ・ピーテッド)〜9万円(バーボンバレル1stフィル・2010)
・羽生:5万円(羽生×秩父・雅彩カストストレングス)〜20万円(26年)
秩父シリーズは約2万円から、羽生シリーズなら5万円程度から買取されています。
特に羽生シリーズは希少価値が高く、10万円を超える銘柄も多いため、状態に関わらず買取してもらう価値があります。
カードシリーズの買取相場
カードシリーズも希少価値が高く、買取価格は羽生をも上回ります。
買取相場は20万円〜100万円以上と非常に幅広く、買取業者による査定額の違いも如実に現れます。
このため、数社から見積もりを取らなければ損をすることもあるでしょう。
なお、空ボトルにも価値があり、1〜2万円で買取してもらえる場合があります。
もしお持ちであれば、ボトルだけでも査定してもらうことをおすすめします。
イチローズモルトをもっと高く売るには?
全体的に価値の高いイチローズモルトですが、相場どおりに買い取ってもらえるとは限りません。
以下で挙げる点に注意し、少しでも高く売れるように意識してみましょう。
数社から見積もりを取る
イチローズモルトは相場があるものの、実際は業者により査定結果が変わります。
少しでも高く売りたい方は、なるべく多くの業者から見積もりをもらいましょう。
見積もりを取る業者が多ければ、高値で買取してくれるところを簡単に見つけられます。
一括査定サービスなら、簡単に数社へ査定を依頼できるため、ぜひ有効活用してみましょう。
箱などの付属品も全て査定に出す
イチローズモルトは箱などの付属品にも価値があり、査定の対象となっています。
箱があるだけでも買取価格が大幅アップしますので、保管している方は、合わせて査定に出しましょう。
汚れをしっかり取る
ボトルの汚れは買取価格を下げる要因となります。
できるだけマイナス査定を防ぐためにも、査定前に汚れを取り除いておきましょう。
ボトルのホコリを拭き取るだけでも見た目がきれいになり、マイナス査定になるリスクを減らせます。
ただし、ラベルの汚れはそのままにしておきましょう。
ラベルが破れたウイスキーは価値が大きく下落するため、無理な掃除は避けるべきです。